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和歌山県×有田市

温暖な気候に恵まれた「有田みかん」のふるさと!和歌山県有田市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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大都会の大阪府に隣接しながらも、高野山や熊野古道などの世界遺産、美しい砂浜が広がるリゾート地の南紀白浜など、豊かな自然が魅力の和歌山県。ふるさと回帰支援センターによる「移住希望地域ランキング」では、常に20位以内にランクインしている、人気の高い県です。
その中でも、和歌山市の南に位置する有田市は自然に囲まれたおだやかな土地柄ながら、和歌山市や大阪へのアクセスが良好。日本一のみかん生産地でもあり、「有田みかん」のおいしさに惹かれている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、現地スタッフが有田市の魅力を徹底解剖!地元に愛されるレジャースポットやグルメをご紹介します。この機会に有田市の良いところをたくさん知ってくださいね。

みかんとともに季節を感じられる段々畑が美しい!
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有田市ってこんなところ

和歌山県の中部に位置する有田市。西側は紀伊水道に面し、北部から東部には山々が連なり、湯浅町に抜ける熊野古道が通っています。
市の中央部を横断する形で流れる有田川沿いは平野部で、JR箕島駅周辺やバイパス沿いにスーパーやホームセンター、全国チェーンの飲食店などがあり、日々の暮らしには困りません。川沿いには野球場やサッカー場、テニスコート、公園などスポーツ環境が整い、野球や相撲の強豪校として知られる箕島高校もあります。ちなみに、野球が盛んな地域柄で、箕島高校のOBを中心に結成された全国有数の強豪クラブチーム「マツゲン箕島硬式野球部」も活動しています。
平野部を囲むように連なる山は、見渡す限りの段々畑。ここでは日本一の生産量を誇る「有田みかん」が栽培されています。桜の季節が終わると、みかんの花の香りで夏への序章を感じ、秋になると山はみかん色に染まります。有田市は温暖な瀬戸内気候で晴天の日が多いため、太陽の光で甘くなるみかんにはピッタリの環境。もちろん暮らす人にとっても、暖かく穏やかな気候は大きなメリットのひとつです。
西部の海岸までは、有田市の中心部からクルマで約10分。和歌山県有数の漁港である箕島漁港を始め、5つの漁港があり、新鮮な海の幸が水揚げされています。特に、タチウオの水揚げ量は日本一!スーパーなどの鮮魚売場には、捕れたての魚介類が並び、毎日おいしい魚を堪能できます。市内にはおいしい地元の魚を食べさせてくれるお店も多いです。
このように、川、山、海が身近にあり、自然の恵みを満喫できる環境でありながら、和歌山市まで約30分ほどでアクセスできる利便性も魅力。通勤通学や買い物に不自由することなく、自然とともにのびのびと暮らすことができるまちです。

有田市の人って、こんな人!

熊野古道や高野山などがあり、多くの参詣の人を受け入れてきた和歌山県。熊野古道の一部が通る有田市も例外ではなく、参詣者を受け入れるとともに、自分自身も霊場に住んでいる者として奉仕や慈善を重視してきました。
また、沿岸部などの平野部は、温暖な気候に恵まれて土地が豊かだったため、人柄もおおらか。海、川、山(畑)と、それぞれの恵みを仕事にしている人が多く、お互いに収穫物を交換し合うことも日常風景でした。現在は農業や漁業よりも会社勤めの人が増えましたが、それでも家庭菜園や釣りを趣味にしている人や、親類から収穫物を貰う人が多いので、近所同士で送り合ったり助け合ったりする習慣は健在。周りとの距離感が近く、移住者に対しても偏見を持たない人が多いので、あっという間に溶け込んで暮らすことができますよ!

大阪の中心地まで約1時間!電車でもクルマでもアクセス良好

和歌山県は公共交通機関でアクセスしにくい自治体が多いのですが、有田市はそんなことはありません。沿岸部を走るJR紀伊本線の紀伊宮原駅、箕島駅、初島駅の3駅があります。箕島駅からは30分で県庁がある和歌山駅に到着。箕島駅は一部の特急も停まるので、特急を利用すれば大阪の中心地である天王寺駅まで1時間と十分に通勤通学圏内ですし、休日に気軽にショッピングやレジャーに行ける距離です。
道路網は、市内に高速道路はありませんが、クルマで15分ほどのところに大阪と和歌山の南紀方面を結ぶ阪和自動車道の海南ICと有田ICがあります。クルマで京阪神方面、パンダや温泉で知られる南紀白浜に楽にアクセスできます。
空路で便利なのは、大阪府の南部にある関西国際空港。1時間ほどで到着できます。関空は西日本のハブ空港なので、国内便はもちろん、国外への定期便も多数就航しています。

現地スタッフが推す!有田市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

有田市といえば「有田みかん」ですが、海にも山にも恵まれたまちなので、まだまだご当地グルメはいっぱい!休日にぜひ訪れたいスポットも、定番の熊野古道だけではありません。現地スタッフのおすすめをご紹介します!

エメラルドグリーンの美しい海が広がる無人島「地ノ島海水浴場」
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有田市からアクセスしやすい海水浴場はいくつもありますが、高い透明度の海と広いビーチの地ノ島海水浴場がおすすめ。初島漁港から渡し船に乗って約7分で到着します。東京ドーム10個分の面積がある地ノ島は無人島ですが、海水浴場やキャンプ場が整備され、手ぶらでキャンプやバーベキューを楽しむことができます。テントはもちろん、寝袋やチェア、コンロセットなどがレンタルできて、紙皿・紙コップや竹箸などの消耗品セットも販売されています。
釣りも楽しめるので、釣った魚をそのままバーベキューで食べることも可能。船は来ない秘密の場所で、プライベートキャンプができる「サバイバルプラン」もあります!

まるでSF!幻想的な「工場夜景」
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最近、夜景好きの間で盛り上がっているのが「工場夜景」ということをご存知ですか?夜の闇の中で浮かび上がる工場夜景は、まるでSFのような光景です。
海、川、山があり、自然とともに暮らす印象が強い有田市ですが、実は沿岸部は大手企業の工場が立ち並んでいるため、工場の夜景を楽しめるスポットがいくつかあります。初島駅からクルマで3分ほど走った農道にあるのが、「JXTGエネルギー和歌山製油所 」を見下ろすポ夜景スポット。暗闇に浮かび上がるプラントや白煙は幻想的で、街並みを見下ろす夜景とは違う魅力があります。また、有田市を東西に縦走するドライブコースの「有田みかん街道」からも、有田市の市街地と港町、製油所を望むことができます。

水揚げされた魚介類がそのまま店頭に!「浜のうたせ」
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有田市の西岸に面する紀伊水道は水産資源が豊富で、近海漁業が盛ん。水揚げ量日本一のタチウオを始め、鯛、しらす、エビなど、多種多様な魚介類が穫れます。
そんな有田市の水産物を堪能できるスポットが、有田箕島漁業協同組合直営の「浜のうたせ」です。朝一番には昨夕に取れたばかりの魚介類が鮮魚コーナーに並び、さらに午前3時頃に漁港を出航し、その日の午後3時ごろに帰港する近海漁協で水揚げされた魚介類が夕方には追加で並びます。地元産の梅やみかんなどの果物や野菜も届けられ、季節ごとにみずみずしい鮮度の食材が手に入ります。
鮮度抜群の魚をその場で食べられる食堂もあり。マグロ解体ショーなど、定期的にイベントも開催しています!

移住者に人気の和歌山県有田市の魅力まとめ

海と山に囲まれ、のんびりとした暮らしが実現できる有田市。有田川沿いの平野部には、公園やスポーツ施設も充実し、休日は思いっきり体を動かすこともできます。夏になれば海水浴場でマリンスポーツやバーベキューを楽しめますし、秋になれば日本一の有田みかんが出回ります。豊かな漁場である紀伊水道から水揚げされる魚介類のおいしさも、一度食べたら忘れられません!
自然に恵まれながらも、和歌山市まで30分ほど、大阪へも60分ほどで行けるので、都市部への通勤も十分に可能。また、地元の有田市内にも沿岸部を中心に大手企業の工場や事業所が進出しています。求人は豊富で、職住近接で暮らしている人もたくさんいます。

そんな有田市に興味がある人は、現地に精通したスタッフが在籍するアウトソーシングにご相談ください。遠隔地から、仕事も住まいも一度に探すのは想像以上に大変ですし、有田市もエリアによっては環境に大きな違いがあります。完全に移住することに不安がある場合は、まずは住まい付きのお仕事で「お試し移住」をして、有田市が自分に合うかどうか確認することもできますよ。他にもいろいろな移住の選択肢があるので、あなたの希望に合う仕事と住まいをご紹介します!