評価してもらえることを
増やしながら、
“桃月なしこ”を長く
続けていきたい。

俳優

桃月なしこの働く喜び

NASHIKO MOMOTSUKI

ACTRESS

コスプレ姿のSNSがキッカケで、
ナースから芸能界へ転身。

社会人としてのスタートはいつですか?

高校を卒業して、看護の専門学校に通いながら病院で働き始めたときですね。病院で働いてお給料をいただきながら、准看護師の資格を取るための勉強ができる制度の学校で、学費や寮の費用などをお給料から払っていました。他にも同じような制度の看護学校はあったのですが、その中でも勉強と仕事の両立がしやすいと感じた学校を選びました。
午前中は病院で働いて、午後は学校で勉強、さらに学校の後に病院に戻ることもありましたが、そこまで遅くなることはなかったです。看護学校は課題が多いし、テスト勉強も大変でしたが、学生の勉強時間を確保してくれる環境でした。

看護師を目指した理由は?

看護師は子どものころからなりたかったと言う人が多いのですが、私は特にあこがれがあったわけではありませんでした。進路を考える時期に、幼馴染の子が「准看護学校に進学する」と聞いて、そこで初めて看護学校の存在を知りました。それまで、大学の看護科に行かなければ看護師になれないと思っていて、それはお金も時間もかかりすぎると思っていたのですが、看護師になるのにそんな道があるのか、と驚きましたね。
働きながら通えるので学費は賄えるし、将来の安定性のためにも資格を取るのは良いなと思って、看護学校への進学を決めました。

看護師から芸能界に転身したのは、どんなキッカケがあったのですか?

高校生のころからコスプレが好きで、写真をSNSにアップしていました。准看護師になってからも、休みの日にコスプレイベントに参加したり、有名なコスプレイヤーとつながったりして、徐々にフォロワーが増えて来たところで、今の事務所の目に止まって声をかけてもらいました。
所属タレントに知っている人がいたこともあって契約することにしました。でも、契約書は隅から隅まで読んで、親にも送ってチェックしてもらいましたよ(笑)。

「魔進戦隊キラメイジャー」
ヨドンナ役が大きな転機。
「桃月なしこといえばヨドンナ」
の代名詞ができた。

もともと芸能界へのあこがれはありましたか?

特になかったですね。声をかけられなければ、オーディションを受けるなど自分から動くことはなかったと思います。芸能界に入ると、当時の職場を辞めなくてはならなかったので、そこはすごく悩みました。でも、人生1度きりだし、せっかくのチャンスだからやってみよう!とチャレンジすることに決めました。
2017年7月に声をかけて頂いて、11月に雑誌出演でデビュー、2018年の1月に上京と、あっという間に話が進みました。上京の様子はテレビの密着取材があって放送されたので、それをキッカケにさらにフォロワーが増えました。

コスプレイヤーとして注目されデビュー。そこからバラエティやドラマなど、どんどん活躍の場を 広げている桃月さんですが、転機となった仕事は?

スーパー戦隊シリーズの「魔進戦隊キラメイジャー」で、敵役のヨドンナを演じたことは、大きな転機になりました。オーディションで受かったのですが、まさか合格するとは思ってなくて、連絡をもらったときは本当にビックリしましたね。合格を聞いた直後に配信の仕事があったのですが、すっかり舞い上がってしまい、フワフワした気持ちのまま配信が終わってしまいました(笑)。
それまでも演技のお仕事はありましたが、ここまでひとつの役に向き合うことは初めて。たくさん悩みましたが、それ以上に反響がものすごく大きかったです。初めて会う人に「ヨドンナ様ですよね」「キラメイジャー見てました!」と言われて、「桃月なしこといえばヨドンナ」という代名詞ができたことを実感しました。
それまではSNSで好きになってくれた人が、雑誌やテレビに出ている私も応援してくれる、という流れでした。それとは逆の流れで、キラメイジャーで好きになってくれた人が、SNSに来て応援してくれる。フォロワーが爆発的に増えましたし、仕事の幅もグンと広がりましたね。

芸能の仕事は
影響力が大きいからこそ、
責任を持って行動したい。

芸能の仕事をしていて良かったこと、うれしいことは?

お芝居の仕事で一緒になったアシスタントスタッフさんに「なしこさんの演技とても良かったです、なしこさんのおかげで頑張れました」とお手紙をいただいたことがあります。そのスタッフさんはまだ学生で、芝居のスタッフの道に進むかどうか悩んでいたらしいのですが、私と一緒に仕事をすることで迷いがなくなったと書いてあって、この仕事の影響力の大きさに初めて気付かされました。
また、私に会いたくて東京に進学や就職をした、と言ってくれる方もいます。まさか自分が誰かの人生に影響を与える存在になるなんて、それまで考えたこともありませんでした。とてもありがたいと思うと同時に、そう言ってくださる方を裏切らないように、自分自身に責任を持ってしっかり行動しようと思っています。

逆にツラいことはありますか?

私は自己評価が低くて、仕事をしても達成感よりも反省ばかりが出てくるタイプです。だから、いつも自分を責めることが多くてツラいんですよね。応援して頂いている方が喜んでくれるので、次も頑張ろうと思えるのですが。

ツラいときは、どう乗り越えていますか?

乗り越えていないですね(笑)。SNSでも応援して頂いている方に「ストレスの解消法は?」と聞いたことがあるんですよ。お酒を飲んだり、趣味に没頭したり、友だちと遊んだり、いろいろな解消法があると思いますが、その瞬間は楽しいのですが、ひとりになったときにまた考えてしまう。
だから、「過去は変えられないので、次回頑張ることでなんとかするしかない!」と、自分に言い聞かせています。

桃月さんはとてもまっすぐで真面目なことが伝わってきますが、モチベーションが上がらない時もあると思います。そんな時はどうしていますか?

私は目標や夢を叶えたいという自分だけの思いでは頑張れないです。「自分」ではなく、周りの人が求めてくれる、期待してくれることがモチベーションです。応援して頂いている方やスタッフの方の声があって初めて、頑張ることができています。

どんな現場でも、
求められている以上のものを
返したい。

仕事をする上で、大切にしていることは?

求められている以上のものを返したいと思っています。例えば、私が雑誌出演した時は、編集の人が思う以上に雑誌が売れて欲しいと思います。
芸能の仕事の幅は広いので、苦手意識がある仕事をすることもありますが、そんな時は何か他のことで埋めようとしますね。演技の仕事に苦手意識があった時は、演技で評価をされることはないだろうけど、それなら明るく元気よく取り組んで現場の雰囲気を良くしようと思っていました。

もし、今の仕事をしていなかったら、どんな仕事をしていたと思いますか?

准看護師を続けていました(即答)。准看護師を辞めたいと思ったことはなかったです。思うように体が動かない人、治したいと思って頑張っている人のお役に立てている仕事に、やりがいを感じていました。
振り返ると、准看護師時代も原動力は今と同じですね。求めてくれる人がいるならば、全力で応えていきたいと思っています。

今後はどのような仕事をしていきたいですか?

いろいろなことに挑戦して幅を広げていきながら、今後も長く“桃月なしこ”でありたいです。いつまでも表に立ち続けることにそこまでこだわりはなく、プロデュースなど作り手側にいくことはあるかもしれませんが、“桃月なしこ”は辞めません。
私は自分が好きなこと、お金になることが原動力にならないので、それよりも周りの人に喜んでもらったり、評価してもらえたりすることを増やしていきたいです。

評価してもらえることを
増やしながら、
“桃月なしこ”を長く
続けていきたい。

桃月さんにとって「はたらくヨロコビ」とは?

周囲に自分を認めてもらえること。自己評価が低いので、周りに評価してもらってようやく喜べるし、次も頑張ろうと思えます。周りの声に背中を押してもらえることがヨロコビです。

最後に、転職を考えている20〜30代の若者世代に向けて
メッセージをお願いします。

今の環境に納得できないのであれば、周りに変化を求めるよりも自分が変わったほうが早いと思います。周りのせいにしたままでは成長しないし、「あの時こうしていれば良かった」と後悔するよりは、行動に移したほうが良いのではないでしょうか。私自身も後悔するくらいなら、人生1度きりだからやってみようと思って、准看護師から芸能界に踏み出しました。
ただ、当時は「芸能がダメなら准看護師に戻れば良いかな」と考えていたことも事実。そう考えると、資格は大事です。何とか生きていけるセーフティーネットになるし、だからこそチャレンジできます。心が穏やかになって余裕が出てくるので、資格取得はホントにおすすめ。もし今の環境で資格が取れるなら、積極的に取得してください!

Profile

俳優

桃月なしこ

Nashiko momotsuki

株式会社ゼロイチファミリア -01familia-

高校3年時より地元を中心にコスプレイヤーとして活動。
2019年11月号から『bis』のレギュラーモデルとして活躍するほか、『サカイ引越センター』のCMに4年連続で出演中。
「魔進戦隊キラメ イジャー」に登場した悪の幹部、ヨドンナが主役のスピンオフ作品「ヨドンナ1~3」作品に出演し女優としても活躍の場を広げている。

生年月日
1995/11/8
出身地
愛知県豊橋市
サイズ
T160 B:84 W:60 H:87 S:23
趣味
コスプレ、ゲーム、漫画、ピアノ、アイドルヲタク、ポケモンヲタク、謎解きヲタク

Podcastオリジナルポッドキャスト配信中

竹村哲のアキラめないで! Season3

竹村哲のアキラめないで! Season3 #05

竹村哲のアキラめないで! Season3 #06

apply for gifts

LINEの友だち登録で桃月なしこさんサインorチェキプレゼント。
応募期間:
2023年5月23日(火)~6月5日(月)

受付終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

アウトソーシング公式LINEアカウントのお友達登録をした人の中から、抽選で10名さまに桃月なしこさんの直筆サインor直筆サイン入りチェキのいずれかをプレゼント!

応募方法
01.アウトソーシング公式LINEアカウントを友だち登録
下記の「友だち追加ボタン」または「QRコード」からアウトソーシング公式LINEアカウントを友だち登録(既に登録済み方も応募対象となります)
友だち追加
02.トーク画面でキーワードを入力
(1)トーク画面でキーワード「桃月なしこ」と入力します
(2)キーワードを入力すると、自動で応募画面のURLが送られてきます
03.送られてきたURLからプレゼントに応募
応募フォームを開いたら、「応募する」にチェックして送信してください。
こちらでプレゼント応募は完了です!
応募期間・その他詳細

2023年5月23日(火)~6月5日(月)

プレゼント応募の詳細・注意事項について

私×働く喜び season.3(https://www.894651.com/column/interview-yorokobi/)にて実施される各出演者様へのプレゼント応募の詳細と注意事項は下記の通りとなります

プレゼント当選者の発表について

  • プレゼント当選は、LINEにて当選のご連絡をさせていただきます。

注意事項について

  • 各出演者様のプレゼントのご応募は、お一人様、各回1回、ご応募いただけます。
  • 当選者様よりお預かりした個人情報は、本プレゼントの賞品発送以外の目的には使用いたしません。
  • プレゼントの発送は、国内のみに限らせていただきます。予めご了承ください。
  • 各出演者様のプレゼントでプレゼント賞品が複数ある場合は、選ぶことは出来ません。
  • 当選権利、賞品の転売や譲渡、及びオークションへの出品等は禁止とさせていただきます。転売のために第三者に提供する行為も禁止となります。
  • 賞品を発送後、お客様の都合で賞品が受け取れず返送された場合は、当選権利を無効とさせていただき、再送などは行いません。

過去のインタビューもご覧いただけます。
シーズン1,シーズン2はこちら