2021.7.21

人と関わらない仕事がしたい!どんな仕事がある?

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「人と関わる仕事」と「人と関わらない仕事」では、「どちらかというと話すのが苦手で、人と関わらない仕事がしたい」という人もいらっしゃるでしょう。ここでは、人間関係のストレスがなく、自分のペースで仕事ができ、人と関わらない仕事について具体的な職業や職種を紹介します。人と関わらない仕事のメリット、注意点、探す方法を解説しますので、仕事探しの参考にしてみてください。

人と関わらない仕事とは

人と関わらない仕事は、誰とどの程度関わるのかによってさまざまです。ここでは、人と関わらない仕事を「お客さんと関わらない仕事」と「社内でも人との関わりがない仕事」の2つに分けて、それぞれの仕事の特徴と具体的な職業・職種を紹介します。

お客さんと関わらない仕事

お客さんと関わる仕事といえば、飲食店のホールやアパレルショップの販売員、ホテルのフロントなどの接客業があげられます。では、お客さんと関わらない仕事とはどのような仕事なのでしょうか。以下のことがいえる職業があげられます。

  • 顧客や取引先とのやり取りを直接しない
  • コミュニケーションは職場の人のみ

営業職ではないということは明らかです。人と接するのが苦手な人にとって、営業の仕事はプレシャーが大きく苦痛でしかありません。お客さんや取引先との関わりがなく、やり取りは社内の人だけの仕事であれば、ストレスを感じることなく働けます。

お客さんと関わらない仕事の職業・職種

顧客や取引先の対応を直接するのは避けたいという方向けのお仕事です。

〇事務職

電話や来客の対応などはありますが、営業職と違い、クライアントや取引先などと頻繁にやり取りすることはほとんどないでしょう。社内の人から質問や問い合わせを受けることや、社長や役員などの重役の対応をしなければならない場合もあります。基本的には社内にいる人たちだけで社外の人との関わりはほぼありません。

〇経理

主に会社のお金に関する業務を担います。社員の給与計算をはじめ交通費や経費などの清算から、売上や仕入れの管理、顧客や取引先への請求書や領収書などの発行・処理、決算書の作成などが仕事です。経理の仕事は、顧客や取引先と直接やり取りする機会はほとんどないといえます。

〇校正・校閲

書籍やカタログ、パンフレットなどの文字の書き間違えや、文法の誤りを発見して修正したり、文章の内容に間違えはないか事実関係をチェックしたりする仕事です。大手出版社や新聞社、カタログやパンフレットなどの制作会社には、校正・校閲の専任スタッフをおくことが少なくありません。編集や制作などの社内部署の人が主に接する相手になりますが、話しをしているよりほとんどの時間は文字や文章に集中して向き合う仕事に費やします。

社内でも人との関わりがない仕事

お客さんや取引先はもちろん、社内の人とも関わりがない、もしくは少ない仕事とはどのような仕事でしょうか。以下に社内でも人との関わりがない・少ない仕事の定義をあげてみます。

  • 社内の人と一緒にならない時間が長い
  • チームプレーで行う業務がほとんどない
  • 主に社外で業務を行う

顧客や取引先はもとより、職場の人とも関わることが苦手な人には、自分1人でできる仕事が向いているといえます。上司や先輩・同僚など職場の人間関係にわずらわされず、社内でも人との交流がない・少ない仕事を選べば、気をつかうことなく働けます。

社内でも人との関わりがない仕事の職業・職種

社内の人間関係にも振り回されたくないと思っている人向けの職業・職種を紹介します。

〇工場作業員

工場の場合はライン作業がほとんどです。ライン作業であれば、はじめの数週間は作業手順の指導を受けますが、覚えてしまえば人と関わることはほぼありません。人とあまり話すことなく、自分の持ち場だけを担当して1人で作業します。その日の生産ノルマを達成すれば、あとは自由です。ただ、作業状況の確認や質問などで、ほかの従業員と言葉を交わす場面もでてきますが、必要最低限の人との関わりといえるでしょう。

〇目視検査

目視検査は、製造された製品が出荷される前に不備がないかを検査する仕事です。難しそうに聞こえますが、資格を取る必要もなく、マニュアルに沿って、製品を自分の目で見て検査する簡単な作業のため、女性にも人気があります。業務時間中は集中して製品を検査しているため、人との関わりはほぼないです。

〇ガス・電気検針員

ガスや電気のメーターを確認計測します。戸建ての個人宅だけではなく、マンションやアパートなどの集合住宅、オフィスや商業施設が入っているビルへ行ってチームで作業をする場合は、ほかの従業員と多少話を交わさなければなりません。しかし、ほとんどが自分1人での仕事になるため、人間関係のわずらわしさはないでしょう。

〇清掃員

数名のチームで清掃の作業を行うこともありますが、自分の担当する場所を1人で清掃するケースもあるため、基本的には人との関わりがあまりありません。やるべき清掃作業を決められた時間内に終えることが目標となるため、ほかの人と協力して進めるというよりも、担当エリアを自分1人で集中して作業を完了させることが優先されます。

〇新聞配達員

または夕方に特定の地域に新聞を配る仕事になります。自転車やバイクを使って1人で決められたエリアの住宅やオフィスを回るため、ほとんど人と話すことはないでしょう。また、配達ですが、住宅やオフィスを訪れて手渡しするわけではなく、ポストに投函するだけなので、人との関わりは全くといっていいほどありません。

〇配送・配達ドライバー

配送・配達ドライバーは、基本的に1人で決められた場所まで荷物を運ぶ仕事です。トラックや社用車を運転したり、バイクや自電車に乗ったりして仕事をします。荷物の出荷場所で品物を受け取るときと、配達するときは人と関わることになりますが、それ以外は移動の運転時間のほうが長いため、あまり人と関わることはありません。

〇自販機補充員

自動販売機を周り、缶ジュースやペットボトルのドリンクを補充します。補充スタッフは1人で行う場合が多いため、業務時間中は人との関わりは比較的少ないといえます。ただし、ドリンクをケースごと運ばなければならないため、力仕事にはなります。

〇警備員

警備員の仕事は、工場やオフィスビルなどに常にいて行う常駐警備と、スポーツや音楽などのイベントが行われる施設の日勤のみの警備があります。24時間体制で常駐警備の場合は何人かで待機して警備にあたるため、同僚との関わりがでてきます。しかし、いずれの場合も基本的には同じ場所に立ったり工場やビル、施設などを巡回したりする業務がメインになるので、人と話す機会はあまりありません。

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人と関わらない仕事のメリットは?

人と関わらない仕事をすることで何がよいのか、以下に人と関わらない仕事のメリットをあげてみます。

人間関係を心配する必要がない

人と関わらない仕事をすることで、気をつかったり面倒くさかったりする人間関係の心配をする必要はなくなります。コミュニケーションを取ることがあまり得意ではない人にとっては、特に苦手と感じる人と無理に人間関係を築こうとして、うまくいかず悩んでしまってストレスの原因になりかねません。そうなってしまうと、仕事だけではなく、ストレスのはけ口として親しい友人に愚痴をこぼしたり、飲酒の量が増えたりなどプライベートでも悪影響がでてきてしまう場合があります。人と関わらない仕事は、職場でわずらわしい人間関係を避けられえることが大きなメリットです。

自分のペースで仕事ができる

人と関わらない仕事は、得意先や取引先など社外の人とのやり取りや、社内のチームで協力しながら働くといった環境ではなく、自分1人で取り組む仕事がほとんどです。相手に合わせて業務をこなす必要がないため、自分のペースで調整しながら仕事ができます。1人だけで働くのが苦にならない人にとっては、人と関わらない仕事は向いているといえます。

人と関わらない仕事を選ぶ際の注意点

面倒な人間関係に悩まされることがない「人と関わらない仕事」をするうえで、注意する点もあります。以下に人と関わらない仕事を選ぶ際の注意点をまとめますので、人と関わらない仕事を探している人は参考にしてください。

一定の収入が得られにくい

人と関わらない仕事には、会社に雇用されて仕事をするのではなく、業務委託という形で、個人で仕事を請け負う個人事業主として働く場合があります。正社員やパート、アルバイトで会社に属する仕事であれば安定的な収入は見込まれます。しかし、業務委託で個人事業主として自分1人で仕事をやる場合は、依頼される業務量によって、安定した一定の収入を得ることが難しい状況になる可能性があるのです。個人事業主として働くのであれば、毎月の収入の増減リスクを考慮する必要があります。

知識やスキルが身につきにくい

人と関わらない仕事のなかには、特別な知識や技術を必要としない業務もあります。例えば、決まった流れに沿って同じ作業を繰り返す単純作業や体力勝負の力仕事など。これらの仕事はもちろん世の中にとって必要な仕事ではあるのですが、キャリアを育むうえで役立つ知識やスキルを身につけて、ステップアップをすることが難しい場合があります。人と関わらない仕事でキャリアアップを考えている人は職種選びに注意が必要です。

人と関わらない仕事はどうやって探せばいいの?

人と関わらない仕事を探すためには、「求人サイトで探す」と「エージェントを利用する」の2つの方法があります。

求人サイトで探す

たくさんの求人情報が掲載されている求人サイトでは、勤務地や職種など自分に合う条件に絞って、人と関わらない仕事を探すことができます。給与の金額はもちろん、雇用形態や具体的な仕事の内容、待遇など知っておきたい情報をスマホやタブレット、PCで簡単に得ることができます。

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エージェントを利用する

エージェントを利用すると、就職のプロのアドバイザーに相談しながら人と関わらない仕事を探すことが可能です。「人間関係を心配する必要がない仕事がしたい」、「チームで一緒にやる仕事ではなく、自分1人で集中してできる業務に取り組みたい」などアドバイザーに希望を伝えれば、人と関わらない仕事を紹介してもらえます。

エージェントだけを通して募集している企業もあるため、自分では思いもよらない会社を紹介してくれる場合も。また、紹介先の企業の特徴や風土なども詳しく教えてくれるので人と関わらない仕事を探すうえで役立つ情報を得ることが可能です。

はたらくヨロコビでは、エージェントサービスも行っています。長年数多くの就職案件に携わってきたプロの就職アドバイザーが希望を聞いて、人と関わらない仕事を紹介します。はたらくヨロコビのエージェントには、こちらの「じょぶサポ」から相談できます。