2021.11.04

派遣の営業職は女性でも活躍できる?メリット・デメリットとは?

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「営業職」と聞くと、厳しい仕事のイメージがありますが、成果さえ出せば収入アップが見込める仕事でもあります。働き方が多様化し、営業職も長時間拘束されがちな正社員にこだわらず、派遣社員で営業職に就く人も増えてきました。企業としても、不確実性が増す社会情勢から派遣社員など外部に営業を委託するメリットは大きく、派遣社員の営業職の求人は増える傾向にあります。
そこで今回は、派遣社員の営業職について詳しくご紹介します。派遣の営業職は未経験でもチャレンジしやすいので、興味のある方はぜひチェックしてください!

派遣の営業職ってどんな仕事をするの?

「営業職」と一言で言っても、その内容は幅広いものがあります。企業や担当業務によって営業手法はさまざまです。

・新規営業

これまで取引がない新規契約の顧客を獲得する営業です。
電話やメールで事前にアポイントを取ってから訪問するパターン、アポイントなしに訪問する飛び込み営業パターンなどがあり、派遣先によってパターンは異なります。

・ルート営業

すでに取引をしている既存顧客に対し営業活動を行います。契約更新のためのフォロー営業や、これまでの商材にプラスして契約を獲得する提案営業を行います。
前任者の顧客を引き継いで営業するケースが多く、密なコミュニケーションで顧客との信頼を築くことが必要です。

・企画営業

取引先企業の事業戦略について、企画・提案をする仕事です。つまり、「企画」や「戦略」が商材となります。イベントの企画を販売する場合は、運営業務も含むことが多いです。
取引先の課題を的確に引き出し、ニーズに合った企画を提案できる力、プレゼンテーション力やコミュニケーション力が必要となります。

・テレマーケティング

自社の資料を取り寄せている人、以前に商品を購入している既存顧客などに電話をして、新サービスの案内や商品の紹介を行い、契約に結びつける仕事です。テレフォンアポイント、いわゆる「テレアポ」はまったく面識のない新規顧客に電話で営業をかけるスタイルですが、「テレマーケティング」はすでに自社と何らかのサービスを利用している人に対して営業を行うスタイルです。

・ラウンダー

取引先店舗での営業活動です。自社商品の売上をアップするため、売り場のメンテナンスや在庫管理、販促物の設置などを行います。また、店舗に対して、新商品の提案をすることもあります。
基本的には一人で行う仕事なので、自分で判断する力が必要です。

派遣の営業職に向いている人は?

派遣の営業職は、シンプルに「数字を上げられる営業力」が求められます。例えば、こんな人が向いています。

・メンタルが強い人

営業活動がうまく行かないこともあるので、断られても粘ることができたり、気にしないで次の営業活動に邁進できたり、メンタルの強さが求められます。

・人前で話すことが得意な人

自社のサービスや製品について、営業先のニーズに合わせつつ、メリットをアピールする必要があります。説得力を持った話し方も必要なので、臆することなく人前で話せる人が向いています。

・人とのコミュニケーションが好きな人

営業は、人と向き合う仕事です。そのため、相手の話を聞き、気持ちを汲み取り、違和感なく受け答えができる空気感を作れる人に向いています。

派遣の営業職に就くメリット・デメリット

ここでは「派遣の営業職ならでは」のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

●メリット
・担当業務が決まっている

派遣社員は「雇用契約書に書かれた仕事内容をする」ことになっています。雇用条件が決められているため、それ以外の仕事は依頼されませんし、依頼されても断る権利があります。例えば、ルート営業の雇用契約なのに、新規営業を依頼されても断ることができます。
そのため、与えられた目の前の仕事のみに集中できます。

・残業が少ない

派遣社員は勤務時間や残業時間を雇用契約書で決められています。正社員はノルマ達成のために残業が当たり前になっている企業もありますが、同じ営業職でも派遣社員は雇用条件以上に残業してまで働く必要はありません。
また、派遣社員は時給制なので、派遣先にとっては残業した分だけ派遣会社に料金を払わなくてはならないので、あえて残業を少なくしている企業も多いです。

・異業種への転職がしやすくなる

企業の経営活動に「営業」は欠かせないもの。どんな業界のどんな企業でも、営業活動は必須です。
基本的にサービスや商品を売り込む営業スキルは、どの業界でも通用します。そのため、異業種への転職も比較的しやすいです。将来的に独立や起業を考えている場合でも、身に付けた営業スキルは役に立ちます。

●デメリット
・キャリアアップが難しい

派遣で働く場合、あくまで現場のプレイヤーとして働くことが原則です。そのため、将来的に管理職になったり、部下を持ったり、といったキャリアアップを目指すことは難しいです。
管理職へのキャリアアップを考えている場合は、派遣での経験をステップに、正社員採用へシフトすることも念頭に置いておきましょう。

・成果が求められる

派遣の営業職には、シンプルに成果が求められます。即戦力として成果を上げることができないと、すぐに契約を切られてしまう危険性があります。

派遣の営業職は女性に向いている?

営業というと男性のイメージが強いですが、担当業務が明確で残業も少ない派遣の営業職は、女性にも働きやすい職種です。以下のような女性ならではのメリットもあります。

・顧客の立場に寄り添うことができる

女性は相手の立場に寄り添い、柔らかい物腰でていねいな対応をすることができます。そのため、顧客とのコミュニケーションが取りやすく、提案や商談をスムーズに進めることができます。
また、女性は家庭を取り仕切っていることが多く、消費意欲が高くて買い物好きなので、自分自身の経験を踏まえた生活者目線での提案ができます。

・マルチタスクで対応できる

女性はもともとマルチタスクに向いていると言われています。営業職の仕事は複数の顧客を持ち、タスクも多岐にわたりますが、並行してタスクをこなせる女性ならば効率的に仕事をすすめることができます。

まとめ

もともと営業職は、成果が見えやすく、非常にやりがいのある仕事です。仕事の厳しさや残業の多さなどがネックとなり、営業職へのチャレンジをためらっていた人にとっては、働きやすい派遣の営業職はひとつの選択肢となるのではないでしょうか。派遣の営業職は、未経験でも応募可能な求人もたくさんあります。
営業職は、人間性が求められる仕事なので、未経験からのチャレンジでもすぐに活躍することは可能です。営業職に興味がある方は、ぜひアウトソーシングの「公式LINE」で求人をチェックしてみてください。あなたに合った営業の仕事が、きっと見つかるはずです!