2021.09.29

岐阜県

名古屋まで20分!東京まで34分?!ますます利便性が高まる日本のヘソ、岐阜県に注目
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日本のほぼ真ん中に位置する岐阜県。関市には日本の人口重心(日本に住む全ての人を同じ体重と仮定して地図上に置いたときに、日本列島を平衡に支える点)があり、人口分布において日本の中央にあたる県なのです。
東京や大阪へアクセスしやすいのはもちろんのこと、隣接する名古屋へは電車で約20分という近さ。通勤、通学、買い物に便利です。
2027年には、世界最速を誇るリニア中央新幹線が開通予定で、東京~岐阜間をわずか34分(ノンストップの場合)で移動できるようになります。
今後も利便性の向上が期待できる岐阜県。Iターン、Uターンを考えている方は、まずはこちらで岐阜の基本情報をチェックしてみましょう。

岐阜県の特徴(気候、エリア、産業、県民性、アクセス)
岐阜県ってこんなところ

岐阜県は、北の「飛騨地方」と南の「美濃地方」で気候や特色が大きく異なります。
「飛騨地方」は飛騨山脈をはじめとした山岳地帯で、冬の寒さが厳しい豪雪地帯です。白川郷や高山市などの観光地で知られています。
「美濃地方」の平野部の気候は、夏に暑く、冬に温暖。山間部の盆地には「日本一暑い街」になったこともある多治見市があります。「美濃地方」は、歴史や文化、産業の特徴によって、岐阜エリア、西濃エリア、中濃エリア、東濃エリアの4つに分類されます。
岐阜市を中心とした岐阜エリアは、航空機産業と線維・アパレル産業が発展しています。
西濃エリアは、近年IT企業の集積や人材育成に力を入れています。
中濃エリアは、自動車製造が盛んです。
東濃エリアは、美濃焼の産地で国内陶磁器生産量の半数を占めるともいわれています。

岐阜の人ってこんな人!

県内を流れる木曽川や長良川などの河川は、昔は頻繁に氾濫を繰り返していました。身を守るために築いた堤防によって、外との交流が少なくなった岐阜県の人々は、人見知りが激しく、新しい物事を受け入れない閉鎖的・保守的な性格だといわれています。
よく言えば、仲間意識が強くマジメなタイプです。一度打ち解けてしまえば、面倒見がよく頼りになる人が多いようですので移住したときには頼りになりそうですね!

東京・大阪・名古屋からのアクセス

東京からのアクセスは、新幹線利用で約2時間、車なら高速道路利用で約4時間30分です。大阪からは、新幹線利用で約1時間10分、車なら高速道路利用で約2時間です。
名古屋からは、電車で約20分、車で約1時間という近さです。
県内の公共交通機関は、JRと名鉄のほか、4つのローカル鉄道、路線バスがあります。
また、2027年に開通予定のリニア中央新幹線の駅が中津川市に設置されるため、ますます利便性が高まることが予想されます。
県内に空港はありませんが、愛知県にある中部国際空港セントレアへは約1時間で到着。国内線は北海道から沖縄まで、国際線はアジア各国、太平洋・オセアニア、ヨーロッパ・中東、北米まで就航しています。
※運航状況は最新情報をご確認ください

森林と伝統が残る岐阜県のおすすめ観光&グルメ

北アルプスとよばれる飛騨山脈を抱える岐阜県は、森林率は全国2位を誇るほど、豊かな自然が残る地域。平野部には名水百選にも選ばれた長良川をはじめ、いくつもの清流が流れ、起伏に富んだ地形を作っています。
世界遺産は白川郷が有名ですが、無形文化遺産の登録数も多く、本美濃紙や高山祭、古川祭、大垣祭などの伝統が今も守られています。

白川郷
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白川郷は、豪雪地帯の飛騨地方に残る合掌造りの集落です。合掌造りとは手のひらを合わせたような急勾配の茅葺き屋根を持つ家屋のことで、雪や風に強い構造をしているといわれています。
白川郷の合掌造り集落は、今も村民が生活している「生きた世界遺産」。海外からも多くの観光客が訪れています。
冬場は、期間限定で夜のライトアップが開催されていて、雪景色と合掌造り集落が美しく照らされた幻想的な風景が広がります。

モネの池
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まるで絵画のような美しいモネの池は、2016年ころからSNSで話題となったフォトスポットです。岐阜県関市の根道神社の近くにある池で、もともと正式な名前がない名もなき池でした。
モネの池を鑑賞するなら、おすすめは夏。湧き水の量が増えて池の透明度が高くなることに加え、睡蓮の花が見ごろを迎えるため、まさにクロード・モネの「睡蓮」のような美しさです。神秘的な写真を撮影できますよ。

朴葉味噌
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朴葉味噌は、飛騨高山地方の郷土料理で、朴の葉の上に味噌とネギ、シイタケなどを乗せて焼いた料理です。
地元では昔から熱した朴葉味噌をそのままご飯にかけて食べていましたが、現在では名産の飛騨牛や野菜を一緒に焼いたメイン料理としてホテルやレストランで提供されることも多くなりました。
ひとくち食べると朴葉と味噌の芳ばしい香りが広がって、ご飯やお酒との相性抜群です。

三大都市へアクセス良好なのに大自然を感じられる岐阜県まとめ

北アルプスの豪雪地帯、夏の暑さが厳しい盆地、過ごしやすい平野部など、起伏に富んだ地形が、四季折々の魅力を作り出す岐阜県。
山や川などの自然に恵まれていて、家賃が安く、三大都市へアクセスしやすいため、都市部から移住するにはもってこいの場所です。
実は、岐阜県は全国平均と比較して有効求人倍率が高い「売り手市場」の県で、Iターン・Uターンで条件のいい仕事に就ける可能性が高いともいえます。
新しい土地での暮らしや転職に不安があるという方は、岐阜県に詳しい現地スタッフにご相談ください。移住後の生活が快適なものになるようサポートします。