2021.09.29

富山県

自然とグルメと安定した経済力に恵まれた理想郷!富山県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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3,000メートル級の山々が連なる立山連峰を始めとした、豊かな自然環境に恵まれた富山県。富山湾の豊富な魚介類、美しい水に育まれた農産物など、おいしい食の宝庫でもあります。
そんな富山県は、移住先としての人気が急上昇中!富山県によると、2019年の移住者数は過去最多で、10年連続で増加しています。しかも、全体の4割が、利便性の高い首都圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)からの移住者です。また、実際に住んでいる人々からの評価も高く、地域応援サイト「生活ガイド.com」による「全国住みつづけたい街ランキング2020」では、富山市が見事第1位に輝きました!
富山県がここまで人気を集める理由は、どこにあるのでしょうか?現地スタッフが、富山県の魅力とおすすめポイントを徹底解説します!

立山連峰と富山湾の恵み!製造業も盛んな富山県
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富山県ってこんなところ

富山県は中部地方の日本海側に位置しています。南東には立山連峰、南部は飛騨高地、西部は両白山地と、三方を山岳地帯に囲まれ、富山湾に向かって丘陵地帯、平野が広がっています。特に立山連峰は富山のシンボル的存在で、富山市の中心街からでも美しい姿がよく見えます。
気候は日本海型で、冬は雪が多く、特に山間部は日本有数の豪雪地帯です。ですが、都市部は側溝に雪が流せるようになっていたり、道路に融雪装置があったりするので、そこまで心配する必要はナシ。冬の間に積もった雪は雪解け水となり、年間を通して富山に豊富な水量をもたらし、水力発電や農水、工業用水など、暮らしや産業を支える大切な資源となっています。
また、富山県と言えば、富山湾の海の幸が有名!富山湾は港と漁場が近いので「天然のいけす」と呼ばれています。名産の白エビ、ホタルイカをはじめとした魚介の宝庫で、スーパーなどでいつでも手軽においしいお魚が手に入ります。その鮮度の良さとおいしさは、初めて食べるとビックリすること間違いなし!

豊かな自然環境の一方で、富山県は古くから工業が盛んな地域でもあります。代表的なのが、「薬の富山」と昔から言われるほどの医薬品製造。当初は「置きぐすり」がメインでしたが、現在はジェネリック医薬品や一般医薬品の受託製造を請け負うメーカーが増えています。
また、世界的にも有名なYKKを始めとした金属メーカー、自動車部品や電子部品メーカーも多く、知名度や規模はそこまで大きくなくても、製造品は国内外のシェアがトップクラスで、安定経営をしている企業が富山県には数多くあります。これは県民の雇用や経済状況にも反映されていて、富山県の1人当たり県民所得は全国第6位と高レベル(※1)。また、正規雇用者の割合も全国で3番目に高く(※2)、安定した生活が送れていることがわかります。
豊かな自然、おいしい食があり、雇用も安定して経済状況も安心な富山県。移住先として人気が出るのもわかりますよね!

※1:内閣府「県民経済計算」2017
※2:総務省「就業構造基本調査」2017

富山の人って、こんな人!

富山県民は、男女ともに勤勉で真面目な人が多いです。雪国ということもあり、粘り強く忍耐力があります。経済的に安定していることもあり、温厚で親しみやすい人が多いことも特徴。協調性が高いので、移住者に対しても分け隔てなく接してくれます。
また、富山県にとってのステータスは「家」であり、持ち家率78.1%は全国でNo.1(※1)。女性の就業比率が全国3位と高く、共働きでコツコツとお金を貯めて、大きな家を建てることが富山県民にとっての幸せと位置づけられています。
共働きがしやすいように、子育て環境も整っており、待機児童はゼロ。子どもを地域で育てる意識が高く、地域の保育サービスで使える「とやまっ子 子育て応援券」などの支援制度があります。また、教育にも熱心な土地柄で、「2019年全国学力テスト」では全国第4位の成績となっています。

※1:総務省「国勢調査」2015

北陸新幹線開業により、アクセスが飛躍的に向上!

1997年の北陸新幹線開業により、東京からのアクセスが飛躍的に良くなった富山県。最短で2時間8分で東京に到着します。大阪からは北陸本線、名古屋からは高山本線でアクセスできます。県内は、JR、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道などが各地を結んでいます。また、特筆すべきは富山市内の交通で、路面電車やライトレール、路線バスなどが充実。全国でも数少ないスモールタウンが実現した街と言われています。
道路網も充実していて、関越自動車道、名神高速道路、東海北陸自動車道などを使えば、県外への移動はスムーズ。空路は「富山きときと空港」が富山駅からバスで20分の距離にあり、東京、札幌への国内線、アジア地域への国際線が運行しています。

現地スタッフが推す!富山県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

富山県の立山連峰や黒部峡谷は、全国的に有名な絶景スポット!他にも、幻想的な景色が楽しめる富山湾、世界遺産にも登録された五箇山の合掌造りなど、富山には多彩な観光スポットがあります。新鮮な魚介類と、豊かな水源によって育まれた富山のグルメも絶品です!

アートと水の美しい街!富山市「富岩運河環水公園」
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富山県の中心地である富山市は、見応えのある美術館・博物館が多いアートの街。また、豊富な水源を持つ富山県らしい水の都でもあります。そんなアートと水の共存を感じられるのが、富山駅から徒歩10分ほどの「富岩運河環水公園」。富岩運河を囲むように広大な敷地が広がり、水辺の風が心地よい美しい公園です。敷地内には、空間設計が素晴らしい富山県美術館もあります。
ここでぜひ行ってほしいのが、公園内にあるスターバックスコーヒー。世界一美しいスターバックスコーヒーとして認定されたほどで、総ガラス張りの店内から運河の景色を見ることができます。春の桜、夏の花火、秋の紅葉など季節の移り変わりを感じられ、夜のライトアップされた運河も幻想的な美しさです。

美しくておいしいイカ!?「ホタルイカミュージアム」
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富山県の名産といえば、ホタルイカ。旬を迎える4〜5月には、富山県ならではの定置網によるホタルイカ漁を観光船から見学し、ホタルイカの幻想的な光を体験できる「ほたるいか海上観光」が行われています。
そのホタルイカのすべてを集めたのが、滑川市にある「ホタルイカミュージアム」。旬の時期は、本物のホタルイカの発光ショーが楽しめます。また、ホタルイカの不思議な生態の展示や、富山湾の海洋深層水を利用して深海の生物も間近で見ることができます。もちろん館内にあるレストランでは、旬のホタルイカをたっぷりと味わうことができます!

食べ比べが楽しい!富山名物「ます寿司」
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富山の名物と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、「ます寿司」。塩漬けの鱒(ます)を使った押し寿司の一種で、駅弁やお土産で食べたことがある人も多いのではないでしょうか?
ます寿司は、地元の富山市には20軒以上もお店があります。お店によって味付け、鱒の厚みや並べ方、ご飯の炊き方などの違いがあり、食べ比べをしてみると違いがはっきりとわかります。富山県民の方は、好みに合わせてご贔屓のます寿司があるのだとか!
駅弁やお土産だと、いつも同じ味に感じてしまいますが、せっかく富山に来たならば、お店ごとの違いを味わってみたいもの。富山駅のショッピングセンターなどでは、複数の店舗のます寿司を購入することができます。日替わりで出店している店舗もあるので、ぜひいろいろと食べ比べてみましょう!

移住者に人気の富山県の魅力まとめ

富山県は、立山連峰などの美しい自然を存分に楽しめる地域。豊かな自然が育む、おいしい水と食材の都でもあります。安定経営の企業が多く、子育て環境も整っていることから、首都圏からの移住者も増えているとのこと。富山県は移住を強く支援していて、移住を考えている人は「とやま移住応援団」に登録すると、移住前後に役立つサービスの割引などが受けられることも、移住を後押ししています。富山の海の幸や山の幸を楽しみながら、経済的に安心して子育てできるなんて、理想的ですよね!

そんな富山県には、製造業を始めとして多くの求人があります。共働きが当たり前の地域なので、女性が働く環境が整っているのもプラスポイント。経済を安定させながら、のびのびと子どもを育ててみたい、と考えているファミリーには特におすすめの地域です。
ですが、これまで富山県にあまり縁のなかった人にとっては、いくら環境が整っていると言っても、住まいも仕事もすべて整えて移住するのは大変。細かな買い物環境など、実際の暮らしやすさは住んでみないとわからないところも多々あるので、やはり現地に頼れる人がほしいですよね。
そんな時は、ぜひアウトソーシングにご相談を!現地スタッフが、仕事のこと、住まいのこと、何でも相談に乗ります。移住にかかるコストをできるだけ抑えたい人には、住まい付きのお仕事で、まずは「お試し移住」をしてみてはいかがでしょうか?魅力ある富山県への移住を、ぜひ実現してくださいね!