2021.10.06

岩手県

雄大な大自然と伝統が共存する街!岩手県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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全国で北海道に次ぐ2番目の面積を誇る岩手県。作家・宮沢賢治の故郷で、理想郷との意味で「イーハトーブ」と名付けられた、雄大な自然に恵まれた美しい地です。「ココロの体力測定2020」による「地域満足度ランキング」(※1)では、2019年の41位から2020年は9位にジャンプアップ。新型コロナウイルスによる自粛生活前と後での変化を比べたランキングでは47都道府県中第1位に輝き、コロナ後の「新しい生活様式」の中でも、楽しく暮らせる県として、注目を集めています。
そんな岩手県を、現地スタッフが全力でご紹介!思わず訪れてみたくなる、そして住んでみたくなる岩手県の魅力をお届けします!

(※1)一般社団法人ストレスオフ・アライアンス、合同会社エンディアン「ココロの体力測定2020」
プレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000038683.html

ウインタースポーツと温泉をとことん楽しめる!
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岩手県ってこんなところ

本州の北東部に位置する岩手県は、北は青森県、南は福島県、西は秋田県に接し、東は太平洋に面した三陸海岸です。全国第2位の面積は、首都圏の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の4都県を足した面積よりもさらに上!広大な県の内陸部は、岩手山を中心に南北に山々が連なります。山々に囲まれるように存在する、県庁所在地の盛岡市は、北上川、雫石川、中津川が流れ、「杜と水の都」と呼ばれています。
盛岡市など内陸部は、1日の気温差が大きい内陸性の気候で、夏は猛暑日を記録することも。しかし、寝苦しいほどの夜は少なく、お盆をすぎると涼しさを感じられるようになります。冬は積雪量が多く、そのため雫石、安比など大規模なスキー場が多く、ウインタースポーツが盛んです。温泉もたくさんあるので、スキーの後の温泉、という楽しみ方もできます!一方、東部の太平洋沿岸部は、晴天の日が多く、降雪量も少なめです。

岩手県は、広大な面積と多彩な立地条件を活かした大農業県でもあります。さまざまな作物が作られていますが、その中でも雪解け水に恵まれた平野部のお米と、山間部の畜産の生産量が特に目立ちます。また、漁業も豊かな漁場である三陸海岸からの水揚げに加え、リアス式海岸の穏やかな海域が生育に適しているので、アワビやワカメなどの養殖業も盛んです。そのため、沿岸部では水産加工業や流通業などの産業が発展しています。
さらに、東北新幹線が開通した1980年代からは企業の進出が相次ぎ、南部を中心の大手メーカーの工場が集積しています。働き手確保のために、移住で叶う生活を部活に例えて「イーハトー部」と名付け、移住促進に積極的です。東京圏からの移住者には支援金を出すなどして、Uターン・Iターンを促しています。

岩手県の人って、こんな人!

岩手県は豪雪地帯も多く、北国の厳しい環境の中で暮らしてきたことから、粘り強く辛抱強い気質があります。地道にコツコツ努力するタイプで、仕事でも恋愛でも慎重で実直。真面目で斜めに物事を見ないので、人に対しても誠実で、とても温かく、優しい人が多いと言われます。
一方で、北国ゆえに家で過ごす時間が長く、工夫しながら楽しく暮らす術を身に付けてきたことから、独創的な気風で芸術家や作家を多く生み出しています。
おとなしい人が多いので、最初は頑固に感じることがあるかもしれませんが、よそ者を排除するようなことはないので、移住者に対しても温かく接してくれます。じっくり真面目に付き合えば付き合うほど、人情家の岩手県民の良さを感じられると思います。

復興道路の開通で、県内のアクセスが格段に向上!

東京からは東北新幹線でのアクセスが便利。約2時間10分で盛岡に到着します。北海道からのアクセスも、函館から約1時間50分です。
中部や西日本へは、空路がスムーズ。いわて花巻空港から名古屋小牧空港へは約1時間10分、大阪伊丹空港へは約1時間30分、福岡空港へは約1時間50分ほどで到着します。盛岡駅からいわて花巻空港まではシャトルバスで45分ほどで到着できます。
岩手県内の道路網は、もともと東北自動車道が南北を縦断していましたが、さらに東日本大震災からの復興道路の整備が進み、格段にアクセスが向上しました。沿岸部を三陸沿岸道路が縦断し、宮古と盛岡を結ぶ「宮古盛岡横断道路」と、釜石と花巻を結ぶ「東北横断自動車道釜石秋田線」の東西を横断する2つの道路が開通しました。岩手県内の復興道路、復興支援道路は無料で通行できますよ!

現地スタッフが推す!岩手県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

岩手県は海、山、川と豊かな自然が織りなす絶景や、「平泉文化」に代表される歴史と文化に思いを馳せることができる名所、さらに風情のある数々の温泉地など、訪ねてみたいスポットがいっぱい。三陸の海の幸や、広大な土地が育むグルメも見逃せません!

宮沢賢治が理想郷としたイーハトーブ「花巻市」
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宮沢賢治生誕の地として知られる花巻市は、宮沢賢治が考える「イーハートーブ」(理想郷)です。市の中央を流れる北上川、西に奥羽山脈、東には北上高地の山並みが連なり、季節ごとに変化に富んだ自然風景が広がります。
田瀬湖周辺は、ヨットやカヌーを楽しめるヨットハーバーやキャンプ場、釣り公園などが整備され、アウトドアを目いっぱい楽しめますし、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「早池峰神楽」は、500年以上の歴史を持つ神楽。自然と伝統の街は、東北でも有数の温泉地でもあります。いわて花巻空港と、新幹線停車駅があるので、アクセスも申し分なし!
訪れた際は、ぜひ大谷翔平選手や菊池雄星選手を輩出している高校野球の名門「花巻東高校」を話題にしてみてください。街全体が一体になって花巻東高校を応援していることを、実感できますよ!

パウダースノーが楽しめる「スキー場」は、夏も避暑地となるリゾート!
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全国有数の豪雪地帯である岩手県内陸部は、スキーのメッカ。サラサラのパウダースノーで、5月のGWまで滑ることができるため、国内外から多くのスキー客が訪れています。
盛岡から一番近いスキー場「岩手高原スノーパーク」は、小学生以下の子どもはリフト券が毎日無料で、ファミリーにおすすめ。ゲレンデの規模の大きさで言えば、「安比高原スキー場」。全部で21コースが揃い、ホテルなどの施設も充実しています。「雫石スキー場」は、ゲレンデの美しさは格別。雫石銀河ロープウェイでの星空ウォッチングも楽しむことができます。
これらのスキー場は、夏には避暑地となり、温泉も楽しめる一大リゾート地でもあります。スキー場ごとに個性があるので、スキー場めぐりを楽しんで、お気に入りを見つけてください!

ビール原料ホップの全国生産量No.1!岩手の「クラフトビール」を飲み比べよう
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岩手県は、ビールの原料となるホップの生産量が断トツNo.1。特に遠野市は、国内屈指のホップ産地です。そのため、岩手県内には、多くのクラフトビール醸造所があり、個性的な味わいのビールを生み出しています。
盛岡市にある「ベアレン醸造場」は、「世界に伝えたい日本のクラフトビールコンテスト」で最高賞を獲得。ブルワリーでは直売所、見学ルームがあり、できたての地ビールを楽しむことができます。日本酒の蔵元が立ち上げた「いわて蔵ビール」は、季節限定ビールなど種類が豊富で、オーダーメイドビールを注文することもできます。
また、毎年ホップの収穫時期である8月下旬には、ホップの生産地遠野市で「遠野ホップ収穫祭」が開催されます。会場には遠野産ホップを使ったビールが並ぶので、一度に飲み比べをするチャンスです!

移住者に人気の岩手県の魅力まとめ

日本で2番目の面積を有する岩手県ですが、人口密度は全国で2番目の低さ。東京の約80分の1の人口密度で、恵まれた自然環境の中でゆったりと暮らすことができます。水や空気がきれいな場所でのびのびと子育てしたいと考えているファミリー世帯は多いと思いますが、岩手県なら「子育てするなら岩手県」を目指した環境整備に力を入れているので、安心して子育てできます。また、盛岡市や一関市などの都市部では、利便性の高い都市型の暮らしを送ることができますし、東京へも新幹線を使って簡単にアクセスできます。
山地が多いので緊急時の医療体制が気になりますが、ドクターヘリの整備が整っていて、県内に600ヶ所以上のヘリポートが用意され、県内全域を約30分で移動できる万全の体制。いざというときも心強いですよね。

さまざまな条件に恵まれた岩手県ですが、仕事も住まいも決めて移住するのは、やっぱり不安がつきもの。現地ならではのリアルな情報が知りたい場合は、ぜひアウトソーシングにご相談ください!現地スタッフが仕事のことや住まいのことの相談に乗りますし、移住資金を節約できる住まい付きのお仕事もたくさんあります。
ぜひ岩手県で、スキーやカヌーなどの大自然を楽しみながら暮らしてみませんか?ご相談をお待ちしています!