栃木県×小山市
栃木県で第2位の人口が暮らす小山市。交通アクセスがよく、都心への通勤圏ということもあり、地方都市では珍しく年々人口が増えています。その理由は、「自然」「産業」「歴史と文化」がほどよく調和していること。渡良瀬遊水地などの自然に恵まれながら、大きな工業団地が多数あり経済が活発。さらに、古墳などの歴史的名所や結城紬などの伝統工芸が残り、風情あふれる落ち着いた町並みも楽しめます。
小山市への移住者は、子育て世代などの若い年齢層が中心。どんなところが若い世代をひきつけているのか、その秘密を現地スタッフが徹底解説します。興味を持ったら、ぜひ一度小山市に足を運んでください！
小山市は、県庁所在地の宇都宮市から南に約30キロで、市の南東部は茨城県に接しています。栃木でもっとも南部にある市のひとつなので、首都圏まで約60キロと近いことが特徴。小山駅に停車する新幹線を使えば、東京駅まで約43分と、十分に通勤通学圏内です。
古くから交通の要所として発展したまちで、琵琶塚古墳や摩利支天塚古墳など古代遺産、徳川家康が石田三成を討つことを決めた「小山評定」の跡地、南北朝時代の小山義政の乱の舞台となった「鷲城跡（鷲神社）」など、多くの国指定史跡が残っています。
小山市で有名な場所といえば、なんと言っても世界のラムサール条約湿地に登録されている渡良瀬遊水地。季節の花々が咲き誇り、春夏秋冬でそれぞれ美しい景色を見せてくれます。
また、小山市内を流れる思川の川堤には、小山原産の「思川桜」が植えられ、桜の季節はまさに絶景。「水と緑と大地」の美しい自然が広がるまちです。気候は年間を通して温暖で、雪はほとんど降りません。内陸なので夏は暑く、冬は乾燥して寒くなりますが、極端な気候ではないので暮らしやすいと言えるでしょう。
自然に恵まれている一方で、利便性が高いことも小山市の魅力。電車でもクルマでも首都圏や宇都宮市に行きやすく、市内にも「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」「イオンモール小山」などの大型ショッピングモールがあります。スーパーマーケットの数も多く、買い物にはまったく困りません。さらに、大きな工業団地も多数あり、産業が発達していることもポイント。そのため求人が豊富で、経済的にも安心して暮らすことができます。
このように、「自然がある」「商業施設がある」「産業がある」調和の取れたまちが、小山市です。
若い世代の移住者が多く、活気あふれる小山市。自治体はさらに移住者を増やそうと、さまざまな支援策を行っています。
小山市に興味があるけれど、移住を迷っている人向けの施設が「おやま暮らしお試しの家」。広々とした敷地の一軒家が、わずか3万円で1ヶ月“お試し移住”することができます。
さらに、「おやま暮らし妄想ガイド」として、地元の人が小山市内を案内してくれるサービスも。「子育て環境は？」「どんな人たちが暮らしているの？」「どんなエリアがあるの？」など、小山市での暮らしが妄想できるように、さまざまな質問に答えてくれます。さらに、小山市に移住を決意し、移住のタイミングで住宅を取得した人にも補助金があります。条件によって金額は異なりますが、なんと最大110万円もの補助が！小山市独自の金利引き下げローン（フラット35地域活性化型）も併用すれば、マイホームも夢ではありません。
ユニークなのが、東京圏に通勤する人に向けて、新幹線定期券の購入費用を月額1万円補助してくれる制度。通勤者を対象に、小山駅近くの保育園に集まった幼児を指定保育施設に送迎する取り組みもスタートしています。
小山駅西口から徒歩３分のところにある「おやま移住・交流ルーム」では、移住相談ができることはもちろん、シェアオフィスやコワーキングスペースもあり、テレワークなどで仕事をする環境が整っています。
小山市の最大の魅力は、大自然に恵まれながら交通アクセスが抜群なこと。鉄道はJR宇都宮線と東北新幹線が小山市を南北に縦断しています。小山駅から新宿駅までは宇都宮線で約70分、東京駅までは新幹線で約43分と、十分に通勤通学圏内です。座っていけるので、体力的には都内よりもラクかもしれませんね！また、東西を横断するJR両毛線と水戸線があり、栃木方面や水戸方面へのアクセスも良好です。
道路網は、国道4号が南北に走り、国道50号が東西を走っています。高速道路は佐野藤岡インターチェンジから東北自動車道に乗れば、首都高速につながっているので都心方面にスムーズにアクセスできます。また、宇都宮や仙台方面へは栃木インターチェンジが便利。市内はコミュニティバス「おーバス」が14路線で運行されています。
自然、商業、産業が調和した小山市は、自然を満喫したり、ショッピングモールで買い物を楽しんだり、レジャー施設で体を思いっきり動かしたり、充実した休日を過ごすことができます。現地スタッフもお気に入りのおすすめスポットを紹介します！
小山駅からクルマで10分ほどのところにある「小山総合公園」は、家族連れに大人気のスポット。広々とした無料の駐車場があり、コミュニティバス「おーバス」でもアクセスできます。
「噴水広場」では水遊びができ、大型滑り台やアスレチックなどの遊具も充実しています。広々とした芝生広場は、思い切り走り回れる気持ちの良いエリア。予約制でバーベキューも楽しめます。面白いのは、変形自転車やバッテリーカーの貸し出しがあること。「コレって自転車なの？」と突っ込みたくなるような、変わった自転車を20分100円で楽しむことができます。
また、月に1〜2回、おいしいフードやおしゃれな雑貨が買えるマルシェ「おやまいち」も開催されています。遊びついでのお買い物ができちゃいます！
徳川家康が関ケ原で石田三成を討つことを決めた軍議「小山評定」の地として知られる小山市。300年も続いた徳川幕府を勝利へ導いた開運の地であることから、パワースポットとしての人気も高まっています。
小山評定の吉例に習い、徳川家の日光社参の際の休憩所となった「小山御殿広場」は、国史跡の一部に指定されています。「おやま開運まつり」をはじめ、1年を通して様々なイベントが開催されています。
「須賀神社」は、小山評定の際、徳川家康は須賀神社境内にて戦勝を祈願した神社。そのため、ご利益があるとしてたくさんの人が訪れています。境内は広く、とても立派な社で、樹齢500年以上の大椿や徳川家から奉納された朱神輿など、見どころもたくさん。ぜひ開運お守りや御朱印を手に入れてくださいね。
小山市は農業がとても盛んです。たくさんの農作物が生産されていますが、特に古くから小麦の産地として有名。うどんの原料に適した地元産小麦「イワイノダイチ」と、市内を流れる思川や鬼怒川などの豊かな水の恵みを使った「小山うどん」は、美しいツヤとモチモチとした食感が特徴。コシが強く、小麦のおいしさが存分に感じられる絶品です！
市内では、「開運小山うどん会」が作られ、加盟店ではそれぞれ個性的な「小山うどん」を提供しています。ぜひ食べ比べをしてください！
雄大な大自然が広がる渡良瀬遊水地を始め、水と緑に恵まれた栃木県小山市。古くから交通の要所として発展してきたまちで、今も抜群のアクセスの良さを誇ります。そのため、地方都市の中でも大企業が多数進出していて、産業が盛んなことが特徴です。自然の中で伸び伸びと暮らしながら、仕事もしっかりしたい、そんな若い世代から移住先として人気を集めています。
小山市は自治体の移住支援策も充実し、安心して移住できますが、それでも住んでみなければわからないことが多々あることも事実。「小山市でもおすすめのエリアは？」「どんな仕事があるの？」など、疑問があるときは、アウトソーシングにぜひご相談ください。現地スタッフだからこそわかるリアルな情報で、あなたの移住を徹底的にサポートします。求人も多数あるので、仕事に不安がある方も安心してご相談くださいね。おいしいお店もご紹介します！