ライフスタイル

茨城県×土浦市

地元密着派はもちろん、テレワーク派にもおすすめ!茨城県土浦市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
記事メイン画像

茨城県の南部、日本で2番目の広さを誇る霞ヶ浦の西側に位置する土浦市。市域が筑波山の麓まで広がり、湖と山に囲まれたコンパクトなまちです。
「東京からのアクセスの良さ」「家賃の安さ」「恵まれた自然環境」が揃った茨城県南エリアは、近年移住先として人気ですが、土浦市も例外ではありません。土浦市は、コロナ禍で急増したテレワーク需要を受けた「テレワーク移住体験ツアー」を実施するなど、他にない移住体験プログラムがユニーク。20〜30代の若い世代の移住希望先として注目を集め始めています。もちろん、製造業に支えられた地元の雇用も期待できるので、地元密着の移住をめざす人にもおすすめです。
新しい移住の形が見つかるかもしれない土浦市の魅力やおすすめスポットを、現地スタッフが徹底解説します!

仕事も遊びも住まいも!コンパクトにまとまったサイズ感が魅力
記事画像
土浦市ってこんなところ

霞ヶ浦に面した土浦市は、江戸時代は水陸交通の拠点となり、城下町として栄えました。今も県南の政治・経済・商業の中心都市で、隣接するまちから仕事や買い物に訪れる人々で賑わいます。毎年10月に開催される「全国土浦花火競技大会」は日本三大花火大会のひとつにも数えられています。
土浦市が住みやすい理由は、「コンパクトさ」にあります。市街は土浦駅を中心とした徒歩圏内に官公庁やショッピングセンター、飲食店、多くの小中学校が集まっていて、日々の生活の用事はだいたい駅周辺で済んでしまいます。住宅地と街が近いから、子育て世代のパパママからは「学校や塾の送り迎えがなくて助かる」との声もよく聞きます。
一方で、市街を中心にして東には筑波山、西には霞ヶ浦を望み、豊かな自然環境に恵まれているのもいいところ。さらに江戸時代から交通の要所として発展した歴史のあるまちなので、社寺仏閣や土浦城跡の面影が残る公園など、伝統を感じる観光スポットも充実しています。
雇用面では、大手メーカーの進出に伴う製造業が盛ん。広々とした工業団地も整備され、働く人に優しい環境が整備されています。
派手な観光施設や最新スポットはありませんが、毎日の暮らしに必要なものが手に届く範囲にある。そんなほどよい移住が叶えられるサイズのまちです。

土浦市の人って、こんな人!

土浦市は首都圏と至近で、もともと関東からの観光客や移住者の受け入れに柔軟な土地柄。成田空港に近いことから外国人居住者も多く、どことなくグローバルな雰囲気もあります。地元の人たちは茨城県民の県民性にも通じる「新しもの好き」な人が多く、男性は最新の情報をキャッチするのが得意で、女性は行動力があってチャレンジ精神が旺盛です。
一方で、日本第2位の大きさを誇る霞ヶ浦と雄大な筑波山麓を望み、自然に恵まれた環境で育まれたおおらかさを持っているのも土浦市民の特徴。都会らしい洗練されたセンスと、のんびりした寛容さを持ち合わせているところが魅力です。

東京の主要ターミナルまで1時間圏内!空港へは40分!高速道路網も便利。

土浦市から鉄道の移動はJR常磐線「土浦駅」が拠点になります。乗り換えなしの直通で、上野駅までは40分。さらに東京駅へは50分、品川駅までは60分といずれも1時間以内でアクセスできるからとても便利。終電も遅くまであり、上野を23時過ぎに出ても帰宅に困りません。
クルマの場合は、常磐道で東京まで約1時間。市内には北の「土浦北」南の「桜土浦」と2つのインターがあるので、目的地により使い分けましょう。茨城空港へは自家用車のほか、バスの利用が便利。実は土浦駅東口と成田空港を結ぶ直通バスがあるのも見逃せません。
さらに、土浦市は市内の公共交通機関の整備にも積極的で、2017 年3月には「地域公共交通網形成計画」を策定し、主にバス便による市内コミュニティ交通の整備を進めています。地方暮らしには自家用車が必須かもしれませんが、これからのエコで持続可能な移動手段として、コミュニティ交通を見直すのはアリですよね!実際に利用してみると土浦駅周辺の飲食店にも行きやすく、食事会の際にはとても便利です。

現地スタッフが推す!土浦市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

市街地と郊外でまったく違う表情が楽しめる土浦市。全国的に有名な観光スポットはないけれど、地元の人たちに長く愛されるレジャーやグルメが点在しています。移住は観光と違って、身の丈に合ったサイズ感のまちを選ぶことも重要。その意味でも、土浦市は長く住むほどに魅力を感じてもらえるはず!じわじわ好きになりそうな土浦市のおすすめスポットと絶品グルメをご紹介します!

日本最大級。サイクリスト憧れのコース!「霞ヶ浦りんりんロード」
記事画像

旧筑波街道の廃線敷と、霞ヶ浦を周回する湖岸道路を合わせた全長約180Kmにもおよぶサイクリングコース。琵琶湖を一周する「ビワイチ」、瀬戸内を縦断する「しまなみ海道サイクリングロード」と並び、日本を代表するナショナルサイクリングルートに指定されています。
土浦駅東口のサイクルステーション(りんりんスクエア土浦)から筑波山方面に向かえば、雄大な山々を一望できるコース。土浦駅から霞ヶ浦方面に向かえば、湖を一周しながら筑波山や牛久大仏まで見渡せる雄大なコースが広がり、それぞれの表情を楽しめるのが魅力です。都心から1時間で行くことができることから、休日には都内のサイクリストはもちろん、市内外から自転車ファンが訪れます。レンタサイクルも充実しているから、サイクリング初心者も気軽に挑戦してみてはいかがですか?

霞ヶ浦に夏を告げる風物詩「観光帆曳船」
記事画像

霞ヶ浦の湖面に真っ白な帆をいっぱいに張って進む帆曳船。明治から昭和にかけて霞ヶ浦の漁に使われていた帆引き船を今に受け継ぎ、観光船として生まれ変わりました。現在は、湖上で帆を広げた帆引き船を、随伴船に乗り見学するスタイルになっています。
土浦市、行方市、かすみがうら市の3市によって操船されていますが、土浦市は毎年7月21日〜10月中旬頃に楽しむことができます。帆曳船の操業が始まると、本格的な夏の到来を感じます!詳しい運行状況は土浦市観光協会にお問い合わせください。

土浦市は「カレーの街」!地元産のれんこんを使ったオリジナルメニューをどうぞ
記事画像

土浦市が「カレーの街」ということをご存知ですか?「食のまちづくり検討委員会」が主導になり、2004年にスタートしたカレーによる街づくりが盛り上がっています。
この取り組みはそもそも、1929年に当時世界最大級のドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中で土浦に飛来した際、飛行船の乗組員に土浦ならではの食材を使ったカレーを振る舞って歓迎したという歴史にもとづいたもの。現在は協力する加盟店により、地元の特産品である「土浦れんこん」を使ったカレーや、カレーヌードル、カレー餃子などバラエティ豊かなカレーメニューが展開され、市街を中心にここでしか食べられないカレーメニューが揃います。
また毎年秋には、飲食店をはじめ主婦・団体・高校生などが参加するカレーフェスティバルを開催し、カレーによるまちづくりを全国に発信。お土産には、ツェッペリン伯号の乗組員に振る舞われたという元祖を再現したレトルトカレー「土浦ツェッペリンカレー」が人気です!

移住者に人気の茨城県土浦市の魅力まとめ

市街地での暮らしと、郊外でのネイチャーアクティビティが両方楽しめる土浦市。移住を考えるときは、最初は市街地とその近隣エリアに住まいを構えるのが良いかもしれません。市でも市街地への転入をサポートするための「まちなか住宅購入補助」「まちなか賃貸住宅家賃補助」などを整備しています(市外から転入し、中心市街地エリア内で住宅の新築購入をする新婚・子育て世帯に上限50万円、賃貸住宅に入居する新婚・子育て世帯に月額上限2万円を最大3年間補助)。
また、土浦市は駅周辺に9つの高等学校があり、高等教育に力を入れていることでも有名。選び方によっては小学校から高校まで市内で通学が完結できる「学びのまち」としても注目を集めています。地域密着の教育は、通学時間が短い、友だちができやすいなど、さまざまなメリットがありますよね。

移住体験は、テレワークとサイクリングを組み合わせ、遊びと仕事が同居する暮らしを体験できるツアーもあるので、最初はワーケーション感覚で申し込んでみることもできます。その他、住まいや仕事のことなど、土浦市への移住で気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談ください。