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静岡県×富士宮市

市の半分が富士山麓! 富士山と暮らす贅沢。静岡県富士宮市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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静岡県富士宮市は、県東部に位置しています。その名が表す通り、まさに富士山のまち。その昔、富士山本宮浅間大社の門前町として栄えたことから「富士宮」という名前がついたそう。なんと市の約半分が「富士箱根伊豆国立公園」に指定されており、日本一標高差が高いまち(3741m)! もはや富士宮市はほとんど、富士山の一部と言えます。また、古くから富士山系の水脈など豊かな自然を活かした製造業も盛んな工業都市でもあります。
唯一無二の自然環境と活気ある産業が共存し、全国に誇れる「富士宮ブランド」を確立。今やあこがれの移住先ともなっている富士宮市のローカル情報やおすすめスポットを、現地スタッフが解説します!

富士山系の豊かな恵みに育まれたまち
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富士宮市ってこんなところ

富士宮市は静岡県東部に位置し、北方に富士山があります。市の約半分が富士箱根伊豆国立公園の区域内で、富士山とその周辺に広がる雄大な自然が、富士宮市で暮らす魅力です。
市内だけでも3000mを超える標高差があり、日本一高低のあるまちでもあります。気候も産業もエリアによって特徴が細分化されていて、多彩な文化や生活習慣があります。例えば北から、田貫湖や人穴富士講遺跡、朝霧高原などたくさんの観光スポットを抱え、大御所アーティストの10万人オールナイトライヴの舞台ともなった「上井出地域」。市役所をはじめ、大手ショッピングセンターや企業、学校が集まる小都市「大宮地域」。手付かずの自然が残る「内房地域」など、市内は10もの生活圏に分類されています。道をひとつ挟んだら、冠婚葬祭のルールが全く違うなんていうこともザラにあること。しかし、細かく生活習慣が分かれているからこそお互いのペースを尊重し合う気質が根付き、何より全世界から富士山にあこがれる登山客、観光客が訪れる土地柄なので、市外からの移住者にも寛容な風土です。
また富士宮市は富士登山道の拠点となる富士宮口があることから、年間600万人もの観光客が訪れる観光都市。さらに富士山系の豊かな水源と広大な土地の利を生かし、たくさんの製造業が進出する工業都市でもあります。また、朝霧高原での酪農と畜産、鶏卵などの農業もさかん。観光、工業、酪農と、地元企業が元気なところも大きな魅力です。

富士宮市の人って、こんな人!

日本の東西の分岐点であることから、東西の文化がミックスしていると言われる静岡県民。良くも悪くも自己主張がなく、個性が見えにくいと言われることがあり、富士宮市民も例外ではありません。ただ、静岡県民の中でもここが富士山のおひざもとであるという意識は高く、地元愛が強いのが特徴です。
また、毎日のように富士山を眺めながら育っているからか、おおらかで気前が良い一面も。嫌なことやストレスを感じたとしても「富士山がきれいだな」と思うと帳消しになってしまうようなシンプルでさっぱりした性格の人が多いです。男女ともにちょっとマイペースなところがあるので、物事を急かしたり強引に進めたりするのはNG。自分もマイペースでお付き合いするくらいの気持ちでいきましょう!

移動は自家用車が主流。東京間は高速バス「やきそばエクスプレス」が便利!

実は富士宮市には新幹線の駅がありません。東京や大阪など、大都市圏への移動は隣の富士市を経由します。JR富士宮駅から身延線でJR富士駅へ。タクシーまたはバスで東海道新幹線「新富士駅」に到着します。
クルマの場合、東京間は東名(新東名)高速道路を利用して約1時間30分。大阪間は5時間強。市内を移動する公共交通機関があまり充実していないので、普段の生活には自家用車はマストになります。
東京間との移動で意外に便利なのが高速バス。東京駅八重洲南口へ直行する「やきそばエキスプレス」が1日6便運行しています

現地スタッフが推す!富士宮市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

富士山麓という恵まれたロケーションの中、おいしいローカルグルメや自然派アクティビティには事欠かない富士宮市。長く暮らすほど、その貴重さや居心地の良さを味わうことができます。富士宮市の底力を実感できる、おすすめスポットと絶品グルメをご紹介します!

B級グルメの常連!実は戦後から愛されるローカルフード「富士宮やきそば」
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「B級グルメブーム」の先駆けとして全国的な知名度を誇るローカルグルメ「富士宮やきそば」。食べたことがない人は今すぐ富士宮市で本場の味を食べてほしいくらい、ハマってしまう味です。
その秘密はまず、コシの強い麺にあります。独自の製法で仕込み、麺を蒸した後に急速に冷やすことで水分を一気に飛ばすことがポイント。終戦後に日持ちする麺を作るために考えられた製法だそうです。ラードをしぼった後に出る「肉かす」を油でカリッカリに揚げた具を加え、仕上げにイワシ粉をかければ完成!
市内には腕自慢のやきそば店がたくさんあるので、ぜひお気に入りの味を見つけてくださいね。

漁獲高日本一!富士宮ニジマスや地元産食材を集めてバーベキューを楽しもう!
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富士宮市は、富士山麓の湧水によるニジマス養殖が日本一。ニジマスは市の魚にも制定されています。淡水魚ならではの香りがあり、ふっくらした身は、シンプルに塩焼きでいただくのが一番!せっかくなら、大自然の中でキャンプを楽しみながら富士宮グルメバーベキューはいかがですか?
富士宮市は標高差に恵まれた土地柄のおかげで、バラエティに富んだ食材の宝庫。朝霧高原産の乳製品、ブランド肉、山麓の農園で育った季節野菜や、地元の湧水を生かした日本酒やクラフトビールなど、地元食材を集めたバーベキューは、まさにここでしか楽しめない体験!アウトドア用のセット食材を販売しているお店もあるので、手軽に楽しめます。

富士宮側からぜひ登頂したい!日本一の山「富士山」
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山登りが好きなら、一度は制覇したい富士登山。富士山の登山口は山梨県の吉田、静岡県の須走、御殿場、そして富士宮の4つのルートがあります。富士宮ルートは、富士宮口五合目を出発し、富士山の南側から山頂を目指すルートです。4つの登山ルートのうち最も標高の高い位置から出発するため、山頂までの距離が短い一方で道のりが急勾配で岩場も多いため、登山中級者から上級者に向いています。
富士山は、遠景から見るのも美しいけれど、実際に登ってみると全く違う広大な自然景観のダイナミズムを実感できるはず。地元に住んだら、何度でもチャレンジしたくなりますよ!

移住者に人気の静岡県富士宮市の魅力まとめ

世界に誇れる日本一の富士山を有する環境が自慢の富士宮市。富士山が毎日見える暮らしは、想像以上に贅沢。ここで生まれ育った地元っ子も、その景観には飽きることがありません。四季折々の様子はもちろん、朝から晩まで、いつも違う表情を見せてくれるから、いつ見ても「富士山ってきれいだな〜!」と感動してしまいます。毎日、富士山に守られているような感じがしますね!
また富士宮市は、子育てファミリーの支援に力を入れていることでも有名です。特に、行政と子育てパパ、ママが一緒に運営するコミュニティの活動が活発。例えば富士宮市役所「女性が輝くまちづくり推進室」が運営するポータルサイト「ふじのみやハハラッチ」では、子育て中のお母さんが記者となり、ママ目線で市内のイベントや観光スポット、公園や公共施設などの情報を続々配信しています。記事を書いたことがない人には、無料でライター講座を実施。専業主婦はもちろん、さまざまな経歴を持ったママライターが誕生し、人気を博しています。

自然がいっぱいある環境で子育ても仕事も楽しみたい!そんな移住を考えている方はぜひ富士宮市へ!住まいや仕事のことなど、移住で気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談くださいね!