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長野県×安曇野市

過ごしやすく文化的な土地柄で、移住希望者のあこがれのまち!長野県安曇野市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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移住を考えている人にとって人気のある都道府県といえば、長野県。宝島社による「移住したい都道府県ランキング」で、長野県は16年連続で第1位を獲得しています。
その長野県の中でも人気が高い自治体が、安曇野市です。「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2021<長野県版>」では、第1位を獲得。北アルプスの雄大な景観、湧き水が豊富できれいな水と空気、松本や東京へのアクセスのしやすさなどが評価されています。
そこで今回は、現地スタッフだからこそわかる、安曇野市のリアルな暮らしと魅力をご紹介。安曇野に住んだなら、ぜひ行きたいスポットや食べたいグルメもお見逃しなく!

松本市はすぐお隣!避暑地として人気の洗練されたまち
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安曇野市ってこんなところ

長野県安曇野市は、2005年に5つの町村が合併して誕生した自治体で、北部の長野市と南部の松本市の間に位置します。市の西部は雄大な北アルプス連峰がそびえ、晴れた日の景観はまさに絶景。さらに山間部としては冬の積雪が多くて20〜30センチ程度と少なく、避暑地として知られるように夏も涼しくて過ごしやすい気候です。安曇野市は観光地としても人気があるので、コンビニやスーパーなどの店舗は充実していますし、市内には大型スーパーやショッピングモールもあって、日々の買い物には困りません。また、南は松本市に接していて、住んでいる場所にもよりますが、近ければクルマで15分程度、遠くても30〜40分ほどあればアクセスできるので、必要なものはいつでも手に入る環境です。景観の良さ、過ごしやすい気候、程よい利便性などの暮らしやすさが評価され、移住先としての人気が集まっていると言えます。
安曇野市は水資源のまちでもあります。北アルプスの雪解け水が伏流水となって、安曇野で湧き水となり、清らかな水が必須条件のワサビ栽培、ニジマス養殖が盛んに行われています。また、水資源を生かした精密機械工業なども盛んで、製造業は県内有数の出荷額を誇ります。

5つの町村が合併した安曇野市はとても広く、エリアごとに特徴があることも知っておきたいところ。東部の田園エリアは気温も湿度も低く、晴れの日が多い地域です。冬の積雪は少ないですが、気温はマイナス10度以下になることも珍しくありません。西部の北アルプス山麓エリアは、豊かな自然を目の前で堪能できます。若い働き世代に人気が高いのは、南東部の豊科エリア。安曇野インターチェンジに近いのでアクセスが良く、商業施設も多い地域です。より自然を感じながら暮らしたい方には、北部の穂高エリアがおすすめ。避暑地の高原らしい雰囲気で、美術館やカフェ、温泉地があります。閑静で文化的な場所なので、リタイヤ世代や子どものいない夫婦などに人気です。

安曇野市の人って、こんな人!

長野県の中でも、気候が穏やかで、冬の積雪量も少ない安曇野市。長野県はおっとりした県民性とよく言われますが、その中でも競争心があまりなく、助け合いながら暮らすほのぼのとした地域性があります。また、安曇野は古くから避暑地として人気で、別荘や宿泊施設が多く、県外からの観光客を受け入れてきました。そのため、移住者に対しても寛容です。
また、安曇野市には83の「区」があり、それぞれ区ごとに防災や福祉、環境、お祭りなどの自治活動を行っています。人と人とのつながりを深めることが暮らしやすさにつながるので、移住した際には「区」に加入して、積極的に地域の活動に参加してみてはいかがでしょうか。移住者がもともと多く、サッパリとして穏やかな気質の人が多いので、息苦しいと言われる地方のコミュニティのイメージとは異なり、ほどよい距離感が保たれています。

松本まではあっという間!東京、名古屋方面へのアクセスも良好

安曇野市の魅力のひとつは、大自然に囲まれながら都市部へアクセスしやすいこと。南は長野県第2の都市である松本市に接し、中心街までクルマで数十分で到着することができます。JRの駅は篠ノ井線に2駅、大糸線に9駅あり、松本駅までは7〜30分ほど。東京方面へは松本駅まで出てから特急あずさ利用で約2時間30分。名古屋駅は同じく松本駅から2時間ほどでアクセスできます。新幹線を利用するときは篠ノ井線で1時間ほどの長野駅まで出るか、上田駅まで乗り合いタクシー「上田線」を利用することもできます。
高速道路網は安曇野ICまたは梓川スマートICから長野自動車道で松本まで5分ほど。東京方面は八王子ICまで約2時間半、名古屋方面も小牧ICまで約2時間半で到着できます。空路は信州まつもと空港までクルマで40分ほどです。
また、近県への移動で意外と便利なのが高速バス。東京や長野方面はもちろん、大阪や京都にも直行便が運行しています。

現地スタッフが推す!安曇野市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

美しい景観が魅力の安曇野市は、大自然を楽しめるスポットがいっぱい。四季折々の楽しみがあり、休日の過ごし方が広がります。澄んだ空気と清涼な水に育まれた地元グルメもぜひ味わってください!

美しいイルミネーションも名物!「国営アルプスあづみの公園」
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「国営アルプスあづみの公園」は、安曇野の風景を保全し、地域の自然や文化を体験できる公園。堀金・穂高地区と大町・松川地区に分かれ、それぞれに特色ある施設や設備を備えています。堀金・穂高地区は春はチューリップと菜の花、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスとコスコスなど、四季を通して花が楽しめます。また、アスレチックが楽しめる「こどもの森」、トランポリンのような「マシュマロドーム」などもあります。大町・松川地区は“自然と文化に抱かれた豊かな自由時間空間”をテーマに、安曇野の多彩な魅力を最大限に体感できます。外遊びだけでなく、雨の日も遊べる「休憩棟レストラン」「大草原の家」があり、家族で一日中遊べます。
また、夜のイルミネーションも名物。堀金・穂高地区は冬に開催されるウィンターイルミネーション、大町・松川地区では夏の夜の森を舞台にしたサマーイルミネーションが開催されます。美しい景観を生かしたイルミネーションは、音楽と光が連動して動いたり、打ち上げ花火が上がったり、毎年さまざまな仕掛けがあります。撮影スポットも用意されているので、「映える」写真がたくさん撮れます!

水の恵みを「ウォーターアクティビティ」でとことん楽しもう!
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安曇野は豊かな水のまち。夏になると、清流の川下りやボート遊び、SUPなどのウォーターアクティビティを楽しむ人々でにぎわいます。
川の流れに沿って下流へと下っていくヨーロッパ発祥の「キャニオニング」は、自然の地形に体当たりで挑むアクティビティ。安曇野の雄大な自然を感じながら、天然の滑り台でウォータースライダーに挑戦したり、小さな滝に登ってみたり、岩から川にダイブしたり、楽しさがあちこちに詰まっています。
小さなボートで川下りをする「ラフティング」も、安曇野の急流ならではのダイナミックさを感じられて大人気。透明度が高い清流でのラフティングは、実に爽快です!
釣り好きの人におすすめしたいのは、「リバーボートフィッシング」。ボートならではのポイントへアクセスできます。北アルプスを水源とする犀川には、レインボートラウト、ヤマメ、イトウなどが生息しています。あこがれの魚を釣り上げることも夢ではありません!

濃厚な牛乳のおいしさがギュッと詰まったソフトクリーム!「北アルプス牧場」
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安曇野市は酪農が盛んで、新鮮な牛乳やソフトクリームを味わえるスポットがあちこちにあります。中でも絶対に抑えておきたいのが、牧場直営の「北アルプス牧場」。人気No.1のソフトクリームは、新鮮な搾りたての牛乳を原料としているので、濃厚な牛乳のうまみがしっかり感じられます。季節ごとに変化するトッピングは、地元安曇野産のリンゴやあんずなどのフルーツ、みたらしやしそなどの和風など、バラエティ豊か。何度も通って、あれこれと試したくなります。
フレッシュクリームがビンの上部にたまるノンホモ牛乳は、コクがありながらさわやかな風味で、普通の牛乳とはまったくレベルの違うおいしさ!牧場製品だけでなく、松本で人気の天然酵母パンや飲むヨーグルト、ジャムやソースなど、近隣で作られているお土産も豊富に揃っています。

移住者に人気の長野県安曇野市の魅力まとめ

アルプスの山々が織り成す雄大な景観、澄んだ空気、清涼な川の流れ、真夏でも過ごしやすい気候。暮らしやすい条件が整い、安曇野市は移住地としてとても人気が高いまちです。大自然を感じることができる一方で、美術館やオシャレなお店が多く、文化的な暮らしが実現できることも、人気の理由。一度は住んでみたいとあこがれている人も多いのではないでしょうか?

そんなあこがれのまちだからこそ、移住をするときには慎重になりたいもの。移住者向けの物件は多く、松本市に近いこともあり仕事を見つけることも難しくありませんが、実際に住むとなると安曇野市はとても広く、エリアごとに特徴があります。観光客や移住者が多いエリアと、代々暮らしている地元の人が多いエリアとでは、いろいろな面で違いがあることも事実。
安曇野市に興味はあるけど、このような不安がある人は、ぜひアウトソーシングにご相談ください!現地スタッフが、あなたの希望に合う住まいや仕事を探すお手伝いをします。まずは住まい付きのお仕事で、お試し移住をして、実際に暮らしながらゆっくりと定住するエリアを検討することもできますよ!ぜひ一緒に、満足できる安曇野市への移住プランを立てていきましょう♪