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徳島県×鳴門市

海や山の大自然に囲まれながら、関西方面へのアクセス良好!徳島県鳴門市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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徳島県鳴門市は県の北東端にあり、四国八十八ヶ所のお遍路のスタート地点として知られています。海や山の大自然に囲まれながら、関西方面まで約1時間というアクセスの良さから、住みやすいまちとして注目を集め始めています。その住みやすさは地元の人からも高い評価を得ていて、「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2021<四国版>」では見事第1位に輝きました!
そこで今回は、現地スタッフが徳島県鳴門市の魅力をご紹介。観光資源や特産品がいっぱいの鳴門市の魅力を、ぜひ知ってください!

恵まれた特産品と観光資源を有する「四国の東玄関口」
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鳴門市ってこんなところ

徳島県の北東部に位置する鳴門市は、海にぐるりと囲まれたまち。鳴門海峡を挟んで兵庫県の淡路島があり、「四国の東玄関口」と呼ばれています。大鳴門橋と明石海峡大橋を利用すれば、関西方面まで約1時間で行くことができます。
瀬戸内海に面している鳴門市は、温暖な瀬戸内気候で降雨量は少なく、一年を通して温暖で過ごしやすい気候です。豊かな土壌にも恵まれ、多くの特産物と観光資源を有しています。医薬品や食品を製造する大塚製薬グループ発祥の地で古くから経済が発展していることもあり、ほどよく都市機能が発達していて、スーパーやコンビニなど小売店の数は多く、地元の魚介や農産物を気軽に買える直売所も豊富。日々の買い物に困ることはありませんし、近年はお洒落なカフェも増えてきました。
鳴門市は大きく分けると、海エリア、山エリア、市街地エリアに分けられます。海エリアは鳴門海峡など四方を海に囲まれた鳴門町などで、古くから漁業のまちとして発展してきました。鳴門鯛、鳴門わかめは全国的に知られた名産品です。また、美しい景観と透明度の高い海で、リゾートホテルが立ち並ぶ観光地でもあります。
山エリアは、広大な農業地域が広がり、梨、れんこん、鳴門金時の生産が盛ん。四国八十八ヶ所の霊場巡りのスタート地点「霊山寺」もこのエリアにあり、いつもお遍路さんで賑わっています。国道沿いにスーパーやコンビニ、飲食店が点在し、利便性も担保されています。
市街地エリアは、市役所や総合病院、図書館などの文化施設が集積している撫養町が中心地。8月9日から3日間、鳴門市阿波おどりが開催されます。鳴門総合運動公園陸上競技場は大塚製薬が命名権を取得して「ポカリスエットスタジアム」と呼ばれ、プロサッカーチーム「徳島ヴォルティス」の本拠地となっています。
ちなみに、鳴門市は古くは塩田地帯だったこともあり、砂糖が貴重だったことから甘いものが好きな人が多い地域。お祝いごとがあると炊くお赤飯には、ごま塩ではなく“ごま砂糖”が使われています。また、和菓子店や洋菓子店もとても多いまちです。

鳴門市の人って、こんな人!

四国八十八ヶ所霊場めぐりの起点となる鳴門市には、古くからお遍路さんに食べ物や飲み物を振る舞う「お接待文化」が根付いています。また、第一次大戦後には、俘虜となって日本に移送されたドイツ兵士たちを受け入れ、「ドイツさん」と呼んで交流を深めました。1918年には俘虜収容所のドイツ人たちによるベートーヴェンの「第九」交響曲がアジアで初めて全曲演奏されたまちでもあります。
このように、鳴門の人々は誰に対しても分け隔てなく接する人柄で、他県からの移住者にももちろん寛容。高知や松山など四国の他の都市よりも、大阪や神戸が近い立地もあり、都会的でサバサバとした気風も持ち合わせています。また、理想の結婚相手は「讃岐男に阿波女」と言われるように、女性は明るくエネルギッシュで、やりくり上手で働き者の人が多いです。困ったことがあったら女性に相談してみましょう!

関西まで1時間!空港から全国へひとっ飛び

四国の北東端にある鳴門市は、関西方面へのアクセスが良好。神戸淡路鳴門自動車道を使って、神戸までは1時間30分、大阪梅田も2時間で到着することができます。瀬戸中央自動車道を使って、岡山も1時間30分程度でアクセスできます。四国内の移動もやはりクルマが便利。高松まで約50分、高知まで約2時間20分、松山まで約2時間30分です。徳島県の県庁所在地である徳島市までは、JR鳴門線で約50分で到着できます。
他の公共交通機関では、道路網が充実しているので高速バスが非常に便利。名古屋や東京行きもあり、時間はかかりますが費用が安いので節約したい人にはおすすめです。特に大阪や神戸などの関西方面行きは、1時間に数本出ています。
空路は、鳴門市街地からクルマで約15分の徳島阿波おどり空港から、東京行きと福岡行きの定期便が運行されています。空港まではバスも運行しています。その他の空の便を使いたいときは、高速バスで2時間20分ほどの関西国際空港が便利。関西のハブ空港なので、国内線はもちろん、国際線も多数の定期便が就航しています。

現地スタッフが推す!鳴門市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

豊かな海と温暖な気候に恵まれた鳴門市は、おいしい特産品がいっぱい。ダイナミックな自然が魅力の観光地としても知られています。休日にぜひおすすめしたいスポットとご当地グルメをご紹介します!

圧倒的迫力に震える!「鳴門の渦潮」
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鳴門と言えば有名なのは「鳴門の渦潮」。瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによりできる現象で、鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡で起こります。すさまじい轟音とともに、潮が交錯して円を描くように流れる様子は大迫力!この迫力を感じられるのが、大鳴門橋遊歩道の「渦の道」です。大鳴門橋の橋桁内に設置された遊歩道で、展望室の海上45メートルのガラス床から渦潮を見下ろすことができます。また、渦の飛沫が衣服を濡らすほど間近に迫る「観潮船」、鳴門海峡を一望できる「鳴門スカイライン」「エスカヒル鳴門」などの展望スポットもあります。伍代夏子さんが歌って大ヒットした「鳴門海峡」の歌碑も建てられ、設置されたボタンを押すと楽曲を聞くこともできます!

鳴門市民の憩いの場「鳴門ウチノ海総合公園」
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鳴門市にはダイナミックな渦潮もありますが、反対に穏やかな海もあります。風光明媚な内海であるウチノ海を望む「鳴門ウチノ海総合公園」は、市民にとっては憩いの場となっています。芝生広場やアスレチックは子ども連れにはピッタリの遊び場。四季折々の草花が植えられているので芝生でピクニックをしたり、海辺のプロムナードで潮風を受けながら穏やかなウチノ海と雄大な山々の景色に癒やされながら散歩をしたり、のんびり過ごすこともできます。
また、スポーツ施設も充実。スケートパークやビーチバレーコート、3on3コートなどがあり、流行のスポーツを手軽に楽しめます。デイキャンプ場ではバーベキューもできます。

やわらかくてちゅるっと食べられる「鳴ちゅるうどん」
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四国で有名な麺といえば、お隣の香川県の「讃岐うどん」。讃岐うどんはコシのある麺が特徴ですが、その対極にあるのが、鳴門で昔から地元の人々に愛されてきた柔らかく食べやすいうどんです。不揃いで短く、やわらかいために、肉体労働で疲れ切った体にも、夏バテのときにも食べやすい“ちゅるちゅる”とした食感。この独特のディープなうどんは「鳴ちゅるうどん」と命名され、市内の飲食店で食べられるご当地グルメとして定着しました。
出汁はあっさりした醤油味で、麺は細めでやわらかいことが特徴。鳴門名物のわかめをトッピングする店もあります。鳴門うどんマップを片手に食べ歩いて、好みのお店を見つけるのも楽しいですね。「鳴ちゅるうどん」のノボリが目印です!

移住者に人気の徳島県鳴門市の魅力まとめ

関西方面へのアクセスが良く、豊かな自然と温暖な気候を活かした特産品が豊富な鳴門市。日本有数の製薬会社である大塚製薬グループ発祥の地でもあり、古くから経済が発展して、好条件の仕事に困らないまちでもあります。そのため、安定した経済基盤を築きつつ、自然に囲まれて暮らしたいと考えている移住希望者が増えています。お遍路の人を受け入れてきた土地柄で、移住者に対しても寛容なところも魅力です。

移住希望者にとっては好条件がいくつもある鳴門市ですが、遠隔地から住まいも仕事も探すのは大変。エリアによって、日々の暮らしの利便性や環境にも大きな違いがあるので、安易に決めてしまうと後悔してしまうかもしれません。そんな不安があるときは、多くの移住者をサポートしてきたアウトソーシングにぜひご相談ください!いきなり完全移住することに抵抗がある人は、住まい付きのお仕事で「お試し移住」をして、鳴門市が自分に合うかどうか確認することもできます。現地スタッフが、あなたの希望にあった仕事や住まいを見つけるお手伝いをします!