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石川県×加賀市

温泉がある老舗観光地は、住みやすさで人気上昇中!石川県加賀市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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石川県民が選ぶ「県内で住みたい市郡」(※1)で堂々のベスト10入り!加賀市は、地元県民に選ばれる住みやすさが魅力のまち。その理由は「温泉が多いから」「のんびり暮らせそうだから」などがあげられます。
自然とレジャーが結びついた住環境で暮らしたい人なら絶対に気に入るはず!石川県加賀市のローカル情報やおすすめスポットを、現地スタッフが解説します!

(※1)楽天リサーチ インターネット調査 2017年

加賀十万石の歴史がある老舗観光地。皆があこがれる土地で暮らそう。
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加賀市ってこんなところ

加賀市は、石川県西南部の県境に位置し、福井県と接しています。人口は約6万5千人、面積は約300km²で、日本一大きい湖、琵琶湖の半分くらいの大きさ。かつて十万石として栄えた城下町で、明治時代にかけて日本海の海運を支え、日本遺産にも指定された「北前船」の主要拠点でもあったことから、昔から経済が潤い、人が元気なまちです。また、九谷焼、山中漆器の産地として、今もその美しい伝統工芸を守っています。

加賀市は、市内に歴史・文化・自然とそれぞれ異なる表情を持ったエリア同居しているところが魅力。城下町として栄えた「大聖寺」、古い酒蔵など、昔ながらの生活が今に残る「動橋(いぶりはし)」、北前船の拠点となった「橋立」、市内の三大温泉地である「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」、伝統的建造物群保存地区に指定されている「東谷」。どのエリアでも古くから独自の生活文化が育まれ、それが現代に大切に受け継がれています。

歴史と伝統のあるまちに移住するのはちょっとハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんね。しかし、昔から変わらない生活文化が守られているということは、就職先の安定や、家族で移住を検討する時に気になる防犯面などの心配が比較的少ないとも言えます。ご近所づきあいも確かに濃いですが、そのぶん安心できることもたくさんあります!

加賀市の人って、こんな人!

江戸時代、日本屈指の大藩だった石川県は、豊かな土壌と日本海の恵みに育まれ、昔から栄えた地域でした。そのためか県民性は穏やかで競争を嫌う人が多いです。中でも加賀エリアは古くから発展した温泉街や漁港、宿場町を有し、がんばらなくても人が集まる土地だったので、社交性があって親切。観光客とのコミュニケーションに慣れているので、初対面の人に対しても気さくです。

一見優柔不断に見えるかもしれませんが、良い意味で「どっちでも良い」という寛容さを持ち合わせた加賀市民。自分らしく接していけば、懐深く受け入れてくれるはずです。

主要都市へは特急・新幹線でアクセスを。空路が意外に便利!

加賀市内から県庁所在地である金沢市へのアクセスは、北陸本線サンダーバードで約30分とほどよい距離。県外へのアクセスは、大阪間は北陸本線特急サンダーバードで約2時間20分。名古屋間は北陸本線特急しらさぎで約2時間20分です。東京間は北陸本線特急で金沢駅まで行き、北陸新幹線に乗り換えてから約3時間です。
主要都市への移動で意外に便利なのが飛行機。小松空港まで鉄道と路線バスを使って約30分で到着でき、現在は札幌・東京羽田・福岡・那覇への便があります。東京へのアクセスは目的によって、鉄道と飛行機を使い分けるのもありですね。
近隣の県へは、鉄道よりも高速バスや自家用車がおすすめ。特に岐阜県や長野県は、山を越えるので迂回する必要があり、近そうで遠いから要注意です。

現地スタッフが推す!加賀市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

加賀市は、北陸の中でも屈指の温泉天国。また、日本海の魚介類や、内陸のジビエ料理、新鮮な農作物やブランド米など、おいしいもの好きを魅了するまちでもあります。
国内外からファンが訪れる風光明美な場所で暮らす贅沢は、都市部ではなかなか楽しめません!地元だからこそ満喫したい、おすすめスポットとグルメを紹介します!

ひとつのまちに、3つの有名温泉地が集結!「加賀温泉郷」
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加賀市の温泉は、柴山湾を臨む景色が絶景の「片山津温泉」、1,300年の歴史に育まれた温泉街の風情が楽しめる「山代温泉」、山間の渓谷添いに老舗が並ぶ「山中温泉」の3エリアに大別されます。それぞれの温泉地には、北陸地方の言葉で「総湯(そうゆ)」と呼ばれる共同浴場があり、地元で暮らす人の憩いの場所になっています。特に山代温泉の総湯は、「総湯」「古総湯」のふたつが楽しめるのがポイント。古総湯の浴場はシャワーやカランが無く、純粋に「湯治」をする古典的な入浴が魅力です。
加賀市民にとって、温泉は生活になくてはならないもの。移住したら、銭湯感覚で天然温泉三昧の毎日が楽しめます!

北陸の蟹を楽しむならこれ!「香箱蟹」のアレンジ料理
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北陸グルメと言えば「ズワイガニ」! 大好きな人も多いのではないでしょうか?
石川県全域では、ズワイガニのメスを「香箱ガニ」「甲箱ガニ」と呼び、冬の風物詩としていただきます。産卵したらそれ以上脱皮をしないのでオスに比べて半分くらいの大きさですが、カニ味噌たっぷりのその味わいは、一度食べたらやみつきになります。
今、加賀市の飲食店ではこの香箱ガニを使ったオリジナルの地元グルメ「加賀カニごはん」が人気!加賀市橋立漁港で水揚げされた香箱ガニを一杯(一匹)使った各店こだわりの「カニごはん」に、旬の野菜や魚を使った小鉢五品、味噌汁、献上加賀棒茶が付いた、加賀市ならではのご当地グルメです。加賀市の伝統工芸、山中漆器や九谷焼を使った御膳は見た目も贅沢!ぜひ味わってみてくださいね。

野生の鴨を贅沢にいただく郷土料理「治部煮」
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みなさんは「治部煮(じぶに)」をご存知ですか?石川県全域に古くから伝わる郷土料理です。鴨肉や地元産のすだれ麩、季節の山菜などを炊き合わせた武家料理で、地元産の鴨肉は欠かせない食材です。
加賀市には、伝統の「坂網猟」で捕った野生の鴨を使った贅沢な治部煮が伝わっています。坂網猟は石川県民俗文化財に指定された伝統猟法。片野鴨池周辺の丘陵地を低く飛び越える鴨を、坂網と呼ばれるY字形の網を投げ上げて捕らえます。年間200羽前後しか捕れないとも言われているんですよ。
鴨の猟は冬の3ヵ月間だけ。臭みがなく、肉質が繊細でジビエならではの繊細な味わいをぜひ楽しんでください。

移住者に人気の石川県加賀市の魅力まとめ

日本の伝統的な生活文化が残る加賀市。若い世代の移住ってどうなんだろう?と思う人もいるかもしれませんが、実は加賀市は今、新しいまちづくりや子育て支援、移住支援などにとても積極的なんです!
例えば、全国各地で取り組みが注目されている「地域づくり塾」。加賀では「かがやき塾」という名前で、地域で何かやりたいという有志が集まり、自分のプランを形にしていく寺子屋のような塾を開いています。
子育て面では、県内初の子育て応援ステーション「かがっこネット」を設立。保育士・保健師・社会福祉士・家庭相談員が、子育てに関する問い合わせや相談を受けることができる窓口を設けるなど、子どもの成長に応じた切れ目のないサポートが注目を集めています。

また、加賀市は地元に根づいた企業がたくさんあり、求人は豊富。住まい付きのお仕事で「お試し移住」をすることもできます。暮らしの疑問、仕事のことなどで気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談ください!加賀に詳しいスタッフが全力でサポートいたします。