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静岡県×磐田市

「住みよさランキング」県内ベスト10入り!静岡県磐田市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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2021年の調査「住みやすさランキング」(※1)によると、磐田市は静岡県35都市のうち10位。なかでも「快適度」は県内2位を誇ります。
市の中央部は磐田原台地が南北に広がり、天竜川や太田川などの河川、遠州灘を有するバラエティに富んだ地形が、独特の生活文化を育んでいます。
今回は、磐田市のローカル情報やおすすめスポットを、現地スタッフが解説します!

(※1)東洋経済新報社「都市データパック」

のどかな田園と水辺の景色が共存。スポーツで盛り上がるまち
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磐田市ってこんなところ

磐田市は静岡県西部に位置し、西側に流れる天竜川をはさんで県最大都市の浜松市と接しています。JR磐田駅から浜松駅まではわずか11分なので、浜松まで通勤・通学する人も多く、ベッドタウンの側面もあるまちです。
人口は約17万人、面積は163.4km²で、県内では10番目に広い市。奈良時代には遠州地方の国府が置かれ、江戸時代には東海道五十三次の「見付宿」として多くの人が往来しました。その風情は見付宿跡として今も残っています。見付宿の由来は諸説ありますが、西から東へ旅する人が初めて富士山を見るのがこの見付の宿であったことから、富士を「見つける」という意味があるのだとか。
磐田市は、海、川、山のすべての自然が揃っているまち。市内には天竜川が流れ、公園やスポーツ施設が整備されています。南は遠州灘に面し、名産品のシラスを始めとしたさまざまな魚種が水揚げされる豊かな海です。天竜川河口付近の「竜洋海洋公園」は遊具や芝生広場などがある広大な公園。全国的にも人気が高いオートキャンプ場、入浴施設もあるので、泊りがけで遊ぶこともできる公園です。また、北部の豊岡エリアは里山風景が広がり、獅子ヶ鼻公園ではトレッキングが楽しめます。

一方で、経済的にも古くから大都市と本州各地の流通を支えたまちとして発展してきました。近年は輸送機器や電子部品を製造する工業都市となり、今でも多くのUターン、Iターン移住者を迎えています。地場産業である繊維産業もさかんで、織物のコーデュロイ生産は何と国内9割のシェア!名実ともに「ものづくりのまち」なんですよ。
2020年には東海道本線の新駅「御厨駅」が開業し、ますます利便性が向上しています。

磐田市の人って、こんな人!

静岡県は東西に長く、「伊豆」「駿河」そして磐田市がある「遠江(遠州)」と3つのエリアに大別され、それぞれ違った県民性があると言われています。見付宿を拠点に、内外の人を相手に商売を広げてきた遠江の人たちは、仕事やお金にシビアでしっかりした性格。ビジネスの場では価格交渉はお手のもので、コスパへのこだわりは県内トップクラスと言っていいと思います。
また、ものづくりのまちらしく、新しいものが好きで「新製品」「初めての○○」といった話題にはとても敏感。風通しが良い性格の人が多いので、移住者にもフレンドリーに接してくれるはずです!

東京・大阪へのアクセスは電車、車ともに東海道の大動脈でスムーズ

磐田市から東京へは、市内東海道本線の各駅から東側の掛川市「掛川駅」まで移動し、東海道新幹線に乗り換えます。掛川駅から東京駅まではこだま号で約1時間50分。大阪へは東海道本線の各駅から西側の浜松市「浜松駅」へ移動し、同じく東海道新幹線に乗り換えます。浜松駅から新大阪駅まではこだま号で約2時間です。車の場合は磐田ICから東名高速道路を利用します。東海道の大動脈のおかげで、都市部への移動はシンプルですね。
市内には、東の掛川駅と西の新所原駅を結ぶローカル線「天竜浜名湖鉄道」が通っています。

現地スタッフが推す!磐田市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

磐田市は静岡県最大の都市である浜松市に隣接し、買い物やレジャーに困ることはありません。また、海・山・川と豊かな自然に恵まれたおだやかな生活環境は、都会ではなかなか味わえない贅沢です。都会の便利さと田舎のすごしやすさを兼ね備えているのが磐田市の魅力。地元に住んでいるから満喫したい、おすすめスポットとグルメを紹介します!

J1ジュビロ磐田の本拠地。ラグビー、マリンスポーツも熱い「スポーツのまち」
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磐田といえば「ジュビロ」を思い出す人も多いのではないでしょうか?サッカーJ1リーグの「ジュビロ磐田」は、磐田市のシンボルです。多くのサポーターでにぎわうスタジアムはピッチとスタンドの距離が近いのが特徴。毎年5月には市内小学5、6年生を対象にホームゲーム一斉観戦が行われます。サッカーだけでなく、ラグビーの「静岡ブルーレヴズ」も有名!地元ではふつうに選手たちが生活していて、レストランやスーパーで見かけることもよくあります。
また、豊浜海岸はサーファーが多く集まるマリンスポーツの聖地。サーフィンの全国大会が開催されることもありますよ。移住したら、朝ひと波乗ってから出勤、なんてあこがれの生活も夢じゃありません!竜洋海洋公園では、SUP(スタンドアップパドル)やカヌーもできます。磐田市へ来たら、ぜひ健康的にスポーツを楽しんでください!

生産量日本一の海老芋をはじめ、地元食材が集まる! 磐田市のローカル市場めぐり
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磐田市の名産と言えば「海老芋」。その生産量は日本一を誇ります!他にも「磐田メロン」と呼ばれる温室メロンや緑茶、白ネギ、海辺の新鮮な海産物など、どこへ行ってもおいしい食材の宝庫です。
また磐田市は、2005年に近隣4地区との合併により誕生したことから、かつての各地区で親しまれていた産直販売所が今も健在。「とよおか採れたて元気むら」「見付どっさり市」「磐田南部どっさり市」「白壁館」と、ひとつの市内にいくつも点在し、賑わっているんですよ。
特に「白壁館」は、店内に併設された喫茶店でいただく「玉子かけごはん」が密かな人気。地元産の米と新鮮な赤玉たまご、専用しょうゆでいただく、シンプルだけれど贅沢なグルメです。

遠州沖のとれたて魚介やマリンレジャーがめいっぱい楽しめる!「渚の交流館」
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静岡県内でも屈指の漁港「福田漁港」に広がる、食とレジャーのテーマパーク。遠州地域の新鮮な魚や採れたての野菜を味わえる飲食店や物販店が集まり、地元だけでなく県内外からグルメが集まります。特に4月から11月頃まで行われるしらす漁の季節は、とれたての生しらすや釜揚げしらすが狙い目!たっぷりのしらすを豪華にのせた「しらす丼」「海鮮丼」は名物です。お土産用の販売もあります。
また、サーフィンや釣りなどマリンレジャーが楽しめるエリアや、ビーチバレーやビーチサッカー場もあるので、家族で一日中遊べそう。
毎年8月に開催される「いわた夏祭り花火大会」では、漁港を臨むロケーションに大輪の花火があがり、絶景です!

移住者に人気の静岡県磐田市の魅力まとめ

磐田市へ移住するメリットは、海・山・川と豊かな自然がある環境で暮らしながら、隣接した浜松市へ行けば、買い物や都会のレジャーが楽しめる「いいとこどり」ができること。Uターンで移住した人の多くが「一度は外へ出たけれど、磐田の居心地の良さが好きで帰ってきた」という人が多いんですよ。

また、磐田市では働きながら子育てをする若い世代を応援しています。例えば乳幼児から中学生までの入院・通院に係る費用を完全無料化したり、子育て世代を対象にした子育てアプリで予防接種などの情報を日々提供するなど、かゆいところに手が届く支援を手厚くしています。また、多様化する生活スタイルに対応し、保育園と幼稚園を一体化した「こども園」を新設し、家庭ごとに必要な育児サポートを行っています。

自然とまちの暮らしがほどよく共存し、東京・大阪両方へのアクセスも便利な磐田市は、移住初心者にとってとても馴染みやすいまちだと思います。気になったらぜひアウトソーシングに一度ご相談ください!住まい付きのお仕事で、「お試し移住」をすることもできますよ。仕事や暮らしの疑問などがあれば、磐田市に詳しいスタッフがしっかりサポートします!