2021.06.17

清掃の仕事内容とは?メリット・デメリットと仕事のやりがい

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はじめに

清掃は「大変」「辛そう」と思われがちな業務です。しかし、どのような職種であっても、仕事には大変な部分があります。この記事では清掃業務の仕事内容やメリット、デメリット、清掃業務のやりがいを解説します。

清掃の仕事の内容とは

清掃の仕事内容は、清掃を行う施設や場所により異なります。

デパートなどの商業施設の清掃

商業施設では店舗の開店前や営業中、閉店後に清掃します。きれいで居心地のいい環境を作るとお客様も心地よく買い物ができます。具体的な清掃内容は、各フロアの床やトイレ、休憩所やエレベーターなどの清掃です。施設の中がきれいなほうが店舗のイメージもよくなるため、商業施設にとっては清掃が重要なのです。

駅や公民館などの公共施設の清掃

駅や公民館などの公共施設はこまめな清掃が必要です。特に駅のホームの清掃、ごみ収集、トイレ、喫煙所などは、多くの人が利用するため、放っておくと汚れてしまうからです。人の手による清掃も多いものの、床の掃除なででは一部では清掃ロボットも使用されています。

オフィスの清掃

企業の自社ビルやオフィスでは清掃業者に依頼する企業も多くあります。社員に業務に集中してもらうため、企業から依頼された部分を清掃します。オフィス内の清掃や、トイレや休憩所、エレベーターや階段などの清掃をします。

ホテルの清掃

ホテルの清掃は部屋内の掃除やベッドメイク、タオル、アメニティの交換と清掃に加えて、お部屋の準備も含まれます。複数の清掃員で作業する場合もあり、チームワークが必要です。また、日本人だけではなく、外国人も活躍しています。

清掃業務員、ごみ回収業者

清掃業務員やごみ回収業者は家庭ごみや事業所ごみの回収を行います。各地域の住宅やオフィスから捨てられる燃えるごみや燃えないごみ、資源ごみを集めます。また、ごみ収集車への積み込みや清掃工場などの処分場へ搬入をしたり、ごみ処理センターで分別されていないごみのチェックもします。

特殊清掃

特殊清掃員は害虫の駆除や事故物件の清掃、ゴミ屋敷の整理など、一般の清掃業者では手に余る現場を清掃します。他の清掃とちがい、定期的な仕事ではなく、依頼ごとの仕事になります。

清掃の仕事のメリット・デメリット
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清掃の仕事のメリットとデメリットは次の通りです。

メリット

清掃業務は、勤務時間が長時間ではない場合が多くWワークができます。毎日決められた時間の清掃業務であれば他の仕事と掛け持ちができるためです。また、生活のリズムが安定しやすいため、学業や育児などとの両立も比較的やりやすいです。さらに、身体的な負担も少なく高齢者でも働けます。高齢者の求人も多く、雇用も積極的に行われている業種です。

デメリット

清掃業務のデメリットは人と接する機会が少ないことです。清掃業務は1人作業が多く、黙々と作業します。そのため、人と関わり合いを持ちたい人には厳しい職場かもしれません。

また清掃業務では、汚いものを見てしまうことも少なからずあります。たとえ商業施設のような、特別ではない場所の清掃でも、床に落ちたガムや食べこぼしなどを片付けるケースは多いでしょう。

清掃の仕事のやりがい

清掃はさまざまな面で大変な仕事です。しかしその分、やりがいがあるのも事実です。

「ありがとう」などの感謝の言葉をいただける

お客様から感謝の言葉をいただけるのは、清掃業務の一番のやりがいです。汚れをきれいにして満足感を得られるのはもちろん、感謝の言葉をもらうと喜びは倍増します。「ありがとう」とたった一言お礼を言われるだけで「自分も役に立っている」と感じられるお仕事です。

自宅でも活かせる掃除のスキルが身につく

清掃業務は自分のプライベートでも活かせるスキルです。汚れをきれいにするには、場所や汚れの種類に合わせた清掃が欠かせません。汚れに対して最適な方法を身につけると日常生活にも役立つでしょう。

清掃後の達成感が得られる

床やガラス、カーペットなど汚れがきれいになっていくと、とても気持ちがいいですよね。自分の手できれいにしているため、よりいっそうの達成感が得られます。

清掃の仕事に向いている人
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清掃の仕事は掃除や整理整頓が好きな人に向いています。日ごろから身の回りをきれいにする意識が高い人はぴったりです。また、清掃業務は似た作業を繰り返します。細かい汚れもていねいに仕上げなければいけません。そのため、ルーティンワークをコツコツとできる人や、細かい部分に気づける人にも向いています。

清掃の仕事のスキルアップにつながる資格

清掃のお仕事のスキルアップにつながる資格を紹介します。

清掃作業監督者

清掃作業監督者は建築物の清掃作業の監督を行えます。清掃が正しく行えるように作業員に指示するなど清掃員のトップランクとして活躍できます。

ハウスクリーニングアドバイザー

ハウスクリーニングアドバイザーは掃除のスペシャリストの資格です。この資格があれば講師活動もできます。また、リフォーム会社やホームセンターなどへ就職、転職への武器にもなる資格です。

ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング技能士はビルのクリーニングのスキルを証明する国家資格です。等級は8つ分かれています。この資格を持っていると、ショッピングセンター、病院や介護施設や学校などでの業務ができます。

まとめ

清掃の仕事は男女問わず未経験、学歴不問でも応募でき、求人も多く応募しやすい職種です。勤務時間も決まっているため、パートや時短でも働けます。少しでも清掃業務が気になる方は求人を探してみてください。

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