2021.10.18

食品工場の仕事とは?きついという噂は本当?

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はじめに

コンビニやスーパーで見かける食品。とても身近であり、大切な産業である食品を作っているのが、食品工場です。私たちの生活に不可欠な産業のため、常に求人があり、一度働いてみたいと考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
そんな気になる「食品工場の仕事」について、徹底解説!仕事内容や職場環境、やりがいなどについてご紹介します。

食品工場とは?

食品工場とは、お弁当やお菓子、パン、冷凍食品、調味料、飲料など、コンビニやスーパーなどの店頭に並ぶ食品を製造する工場のことです。食品メーカーの工場はもちろん、コンビニやスーパーなどの小売業が運営する工場もあります。
料理ができなければ働けない、ということはなく、工程ごとに作業が決まっているので、誰でも働くことができます。

食品工場の仕事内容とは?

食品工場の仕事内容は、作っている食品によって異なります。
例えば、お弁当製造工場ならば、大きく分けると材料をカットする工程、調理をする工程、盛り付ける工程、包装をする工程があります。ひとつひとつの工程がさらに細かい作業に分かれ、ラインで流れてくる材料を次々に処理していくスピードと正確性が求められます。工程の最後に行う検査も大切な仕事です。
また、最近ではさまざまな工程をすべて自動で機械が行う工場もあります。その際は、機械が正常に動いているか確認したり、不良品が出ていないかをチェックしたりする作業になります。

食品工場の職場環境は?

食品は髪の毛や虫などの異物が混入すると大きな問題になるので、衛生管理は徹底しています。屋内作業で室内は清潔に保たれ、冷暖房完備、白衣など支給された作業着を着用して仕事をします。異物混入の恐れがあるマスカラなどの化粧やネイル、アクセサリーなどは仕事中は禁止されていることが多いです。
つまり、とても衛生的な環境で仕事をすることができます。不潔な環境が苦手な人や屋外での作業が好きではない人にとっては、快適な環境と言えるでしょう。

食品工場の仕事はきついって本当?

よく「食品工場の仕事はきつい」と言われます。しかし、きつく感じるかどうかは、個人差があります。
きつい理由で多く聞くのが、「同じ作業を繰り返すことがつらい」「誰とも話せなくてつらい」ということです。確かに、野菜を切る工程を担当したら、1日中野菜を切り続けなければなりません。また、衛生管理の面からも仕事中に私語を交わすことはできないので、もくもくと一人で作業をすることになります。そのため、同じ作業を繰り返すことが苦手で、誰かとコミュニケーションを取りながら仕事をしたい人にとっては、かなりきつい仕事と言えます。
しかし、仕事での人間関係に振り回されることが苦手で、同じ作業をすることが気にならない人にとっては、まったくきつい仕事ではありません。食品工場の仕事を単純作業に感じる人もいるかもしれませんが、料理や食品が好きな人には興味深い仕事です。
また、作業によっては立ち仕事で足腰に負担がかかることもあります。冷凍食品工場などでは、極端な低温で働くこともあります。これらの職場環境は求人情報に書かれていることが多いので、「座り作業でできる」「一定の室温に保たれた室内でできる」など、希望の条件を探してみましょう。

食品工場の仕事のやりがいとは?

食品工場は、私たちの暮らしに欠かせない身近なものを製造しているので、やりがいを感じやすい仕事です。

●自分が作った食品が販売されたり、評判を聞いたりすることができる

スーパーやコンビニの店頭で自分が携わった商品を見ると、喜びや達成感を感じられます。また、その商品が購入されている現場を見たり、「おいしい」と評判になっていると、さらにやりがいを感じることができます。

●人々の食生活を豊かにできる

食は人が生きていく上で、欠かせないもの。自分が携わった商品が購入した人の食生活を豊かにしていることは、大きな仕事のやりがいです。

●「ものづくり」の現場を見ることができる

食品工場は「ものづくり」が好きな人には、とても興味深い現場。店頭で売られている食品がどのように作られているのかを知ることができます。大量に商品が完成するのを見たときにも達成感を感じられるでしょう。

食品工場の仕事に向いている人は?

食品工場での仕事は、技術や経験は必要なく、誰でもすぐに取り掛かることができる仕事です。特に、食に興味があり、コツコツと継続することが苦にならない人が向いています。

●食に興味がある人

食品工場によって作る商品はさまざまですが、食に興味があれば、普段は見ることができない現場で仕事ができるので、刺激が得られます。発売前の商品を見たり、試作品を試食したり、自社商品を社割で購入できたり、食べることが好きな人にとってはうれしい機会があるかもしれません。

●コツコツと作業に取り組める人

同じ作業の繰り返しが苦にならない人は、食品工場の仕事に向いています。作業中は会話ができないため、一人で仕事に取り組みたい人にもぴったりです。

●きれい好きな人

食品を扱うために衛生管理が厳しいので、きれい好きな人にはうれしい職場環境です。

●気配りができる人

過度のコミュニケーションは必要ありませんが、ライン作業で仕事が進むため、工程の前後の人に対する気配りをしながら作業ができると、スムーズに全体工程が進みます。不具合があった場合には、自分ひとりで解決したり放置したりせず、上司や同僚と共有することも必要です。

まとめ

食品は暮らしに欠かせない商品なので、食品工場の求人は常にたくさんあります。また、一度勤務すれば、本人が希望する限り長く働き続けることができる、安定した環境でもあります。
資格は必要なく未経験でも働き始めることができるので、食品工場に興味のある人は自分が好きな食品を作っている工場の求人を探してみることから始めてはいかがですか?アウトソーシングの公式LINEでは、あなたの希望条件に合わせた食品工場のお仕事を紹介しますので、ぜひ登録してみてください!