INTERVIEW 私×働く喜び

どん底を乗り越えれば、
次は前向きに頑張れる。

声優を目指すストーリーの少女漫画を 読んだことが、声優を目指すキッカケ。

ー前田さんが社会人としてのスタートを切ったのはいつですか?

今の職業は声優ですが、声優になる前はいろいろなバイトをしていました。ミスタードーナツで長く働いていたんですよ。他にも、自分自身にどんな仕事が合うのか探したいと思って、いろいろな現場に行ける派遣のバイトをしていました。販売をしたり、モデルルームでキャンペーンの説明をしたり、子どもに風船を配ったり(笑)。いろいろな経験をしたいタイプなので、派遣の仕事は楽しんでやっていましたね。

ー声優を目指したキッカケは?

演劇の授業で主役をやりたいと立候補したこともあるほど、小さい頃から目立つことが好きでした。高校生の時はガールズバンドを組んでいて、人の前で歌うことがすごく楽しかったんですよ。だから、表現をする仕事につけたら良いな、と漠然と考えていました。
声優という職業を初めて認識したのは、声優を目指すストーリーの少女漫画を読んだときです。見た目や年齢に縛られず、声だけでいろいろな人生を経験できる声優という職業にすごく魅力を感じました。

ー現在の前田さんは引っ張りだこの大人気でさまざまな役を演じていますが、ここに至るまでに悩んだり壁にぶつかったりしたことはあったのでしょうか?

最初はオーディションに全然受かりませんでした。1年で数多くのオーディションを受けたのに、ひとつも仕事が決まらない、という時期がありました。そのときは「◯年以内に芽が出なかったらやめよう」と考えることもありました。

気持ちを高めて、 情熱で壁をぶち破っていくことも大切。

ー壁をどうやって乗り越えたのですか?

マネージャーさんが「絶対に大丈夫だから」と励ましてくれたことが大きかったです。いつも「一緒に頑張っていこう」と言ってくれて、これだけ良い環境でやらせてもらっているんだから、自分が弱気になるのはダメだと気持ちを奮い立たせていました。今も壁を感じることはありますが、マネージャーさん、スタッフさん、友だちなど支えてくれる人がたくさんいるので、自分だけの夢ではない、支えてくれる人たちのために頑張ろう、と考えるようにして、なんとか乗り越えています。
あと、アニメにも救われました。オーディションにまったく受からなかった時期、「はじめの一歩」にハマり、人生のバイブルだと感じるくらいに励ましてもらいました!他にも「弱虫ペダル」「ハイキュー!」などのスポ根アニメには、勇気をもらいました。たくさん励ましてもらったので、いつかスポーツアニメの仕事を自分もやりたいと言っていたら、「球詠(たまよみ)」で主人公の役をもらえて、本当にうれしかったです!

ーターニングポイントとなった仕事は?

オーディションにまったく受からなかった時期は、もちろん真剣に取り組んでいたけどどこかで「どうせまた今度もダメだろう」と気持ちが負のサイクルに陥っていたんです。でもそんなときに来た「球詠(たまよみ」のオーディションは、自分がスポーツアニメをやりたいと思っていたこともあって、「絶対に合格してやる。ライバルをなぎ倒してでも絶対に取る!」と強い気持ちで臨みました。すると、本当にオーディションに通ることができたんです!そのときまで私はあまり精神論が好きではなかったのですが、気持ちを高めて、情熱で壁をぶち破っていくことも大切だと学びました。
今年は写真集を作らせていただいたのですが、この仕事もターニングポイントになりました。今までは自分自身というより、演じる役に向き合うことが多かったのですが、写真集では自分と向き合わなくてはなりません。自分自身の魅力について考えるセルフマネジメントをするのは初めての経験で、何を見せるかとことんスタッフさんとディスカッションして考えました。これまで天真爛漫なイメージを持ってくれているファンの方も多いので、その部分は見せつつ、新しい大人っぽい前田もみて驚いてもらえていたらいいなと思います!

Kaori Maeda × Hataraku Yorokobi =

成功する未来を想像して、 モチベーションを高める。

ー写真集の話が出ましたが、前田さんは声優以外の仕事も増えていますよね。

地上波のテレビに出させていただき、自分自身の見せ方について考える機会は増えました。私だけに限らず、声優の活動の幅が広がっていて、アフレコをしたり、インタビューを受けたり、生放送をしたり、ライブを開いたり、いろいろな経験ができることは本当にありがたいことだと思っています。
でも、やっぱり私の基本は声の職人であること。それだけは絶対に忘れてはいけないと言い聞かせています。自分が出てる作品のために少しでも力になれるよう頑張りたいし、呼んでくださった番組に対しても恩返しになるなら、なんでも挑戦していきたいです!

ー仕事にやりがいを感じるのは、どんなときですか?

手紙をもらったり、Twitterにリプライをもらったりして、ファンの方の声を聞いたときですね。「前田さんが頑張っている姿を見ると、自分も頑張れます」「前田さんの奮闘を見て勇気をもらいました」などの声を聞くと、こんな自分でも勇気を与える存在になれることにやりがいを感じます。

ー毎日とても忙しいと思いますが、そんな中でもどのようにして仕事へのモチベーションを高めているのでしょうか?

私は将来のビジョンを勝手に想像することが好きなんですよ。例えば、音楽を聞いているとき、自分ならライブでこう歌おうとシミュレーションすることが好きなんです(笑)。そんな感じで、ひと山来ている仕事のときは、「こうなったら最高だな」と成功する自分の姿をシミュレーションして、そこに向けて頑張っています。

自分の限界を超えたときに 「はたらくヨロコビ」がある。

ー今後はどんな仕事をしたいと考えていますか?

声優としてお芝居にひたむきに向き合って表現を磨いていくことはもちろん、あとは、バラエティ番組にもっと挑戦したいですし、ロケにも行ってみたいと思っています。新しい仕事が来たら、「自分にはできない」とは考えず、枠にとらわれないで仕事をしていきたいですね。
もし、機会があったらアニメのプロデュースをしてみたいと思います!企画から入って作る過程を経験したら、自分がどう変わるかな?と思います。

ーもし、声優になっていなかったら、どんな仕事をしていると思いますか?

うーん、想像つかない!とても自分にできる気がしないので、あまり想像つかないんですよね(笑)。でも、現場のプレーヤータイプだとは思います。人と接することが好きなので、営業や接客業をしているのかな?でも、やっぱり私は声優が天職だと思います。

どん底を乗り越えれば、 次は前向きに頑張れる。

最初は無理かもしれない。と思った仕事でも、自分の限界を超えてやり遂げたときにヨロコビがあると思います。限界を超えると、新しい道が拓けたり、信頼できる新しい仲間が増えたり、ヨロコビがたくさんありますよね。大変だと感じる仕事にこそ、「はたらくヨロコビ」があるように感じます。

ーポジティブな前田さんらしい、元気になるお話をありがとうございました!では最後に、転職を考えている20〜30代の人に向けて、メッセージをお願いします。

ターニングポイントを迎えたとき、この方向で本当に良いのか心細くなったり、いろんな人に相談してわからなくなったり、すごく迷うと思います。若輩者の私が言うのも恐縮だけど、20代、30代なら、自分が目指す道を信じてみるのはどうか?と思います。もし行ってみて違うと思ったら別の道だってきっと無限にあるし、やってみてみえることもあると私は思います。 もしかしたら、今はすごく辛いと感じている人もいるかもしれませんが、私はどん底を知ることは大事だと思います。
「あのときは良かった」と良い時期を軸にすると苦しくなるので、「あのときよりはマシ」と思える状況を経験しておくことが、今後に活きてくる。自分の中で、どん底のときも乗り越えたんだから大丈夫、と思える材料を持つことは大事なこと。どん底を乗り越えた人は、次は前向きに頑張れる人だと思います。

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前田佳織里

声優

生年月日 1996年4月25日
年齢 26歳
出身地 福岡県
身長 146cm
血液型 A
特技 バスケットボール・バドミントン・投球

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