INTERVIEW 私×働く喜び

はたらくヨロコビを
感じられることは、
自分の人生を豊かにしてくれる。

テラスハウスのおかげで、 自分の意識も変わった。

ー筧さんが社会人としてのスタートを切ったのは?

高校在学中にスカウトされて、今の事務所に所属しました。でも、数年間はほとんど仕事がなくて、レッスンやオーディションを受ける日々でしたね。
初仕事はスポーツウェアのファッションショーで、有明のテニスコートにランウェイが作られ、そこを歩きました(笑)。当時はまだ実家に住んでいて有明までは距離があったんですけど、初めての仕事が本当にうれしかった。電車に揺られている時間もウキウキしていましたね。今から思うと、仕事として成立していたか怪しいのですが、場の雰囲気に圧倒されながらも必死にやったことを覚えています。

ー芸能界での初仕事までの間、アルバイトなど他の仕事はしていましたか?

高1から19歳までアルバイトしていました!いろいろやりましたが、一番続いたのは飲食店ですね。モツ鍋屋さんやしゃぶしゃぶ鍋屋さんなど、鍋のお店が多かったです。お鍋が好きなので、どうせやるなら好きな食べ物屋さんでバイトをしたかったので(笑)。
テラスハウスに出ている頃も、途中まではバイトしていました。テラスハウスに毎日帰らなくてはならないので、バイト先まで通うことが体力的にキツくなって辞めてしまいましたが。

ーテラスハウスに出演して、生活は変わりましたか?

それまで実家から出たことがなく、一人暮らしの経験もなかったんですよ。それがかえって良かったのかもしれなくて、自分のルーティンやこだわりがなかったので、共同生活にもすんなりなじめました。お互いを尊重し合う温かい場所で、人と一緒に住むって良いな、と思いました。
当時は最年少で自分が一番幼かったと思います。周りはスキルがあって専門的な仕事をしている人、目標に向かって勉強中の人など、前向きに取り組んでいる人ばかりで、そんな姿を見ているうちに自分自身の意識も変わりました。

ひとつひとつの仕事と向き合ううちに、 この世界で生きていく覚悟ができた。

ー芸能の世界で生きていこうと覚悟が決まったのはいつですか?

小さい頃からテレビっ子で、ファッション誌を見てときめいているタイプだったので漠然と芸能界に対するあこがれはありましたが、現実的ではないと思っていました。真剣に芸能界を目指していたわけではないので、最初の頃は「仕事」という意識は低かったですね。どちらかと言うと「冒険」で、どこまで行けるかとことん行ってみよう、という感じでした。
それがひとつひとつの仕事と向き合ううちに、だんだんやりがいを感じたり、楽しいと思えたりする瞬間が重なり、気がついたら自分の中で覚悟が決まっていました。

ー転機になった仕事はありますか?

う〜ん…(しばしの沈黙)。具体的な仕事がパッと出てこないということは、日々の仕事に学びがあって、すべてが転機となっているのかもしれませんね。
私はグラビア、モデル、バラエティ、お芝居など、いろいろな現場を経験させてもらっていました。ひとつのジャンルにずっと属しているわけではなく、さまざまな人と接して学んでいるので、それぞれの仕事が良い影響を与えあっているように感じています。

Miwako Kakei × Hataraku Yorokobi =

意見交換ができる仲間が増えたことで、 つらい時期を乗り越えた。

ー筧さんは芸能界入りしてから10年になるとのことですが、壁を感じたり、苦しくてもがいたりした経験はありますか?

自分のやりたいことと求められていることにギャップを感じた時期があって、そのときはつらかったですね。私自身が「やらされている」と感じているものは、おそらく見てもらっても面白いものではないと思うんです。自分がやりたいことを嘘のないように表現したいと思っていましたが、それができない時期がありました。

ーそのつらい時期をどのように乗り越えましたか?

その時は、少し仕事から距離を置きました。一度離れて見つめ直すと、今の自分ならこんな表現ができるのではないか?など、気づくことがたくさんありました。
また、いろいろな現場を経験するうちに、何度も一緒に仕事をさせてもらう人が増え、言いたいことを言い合える仲間が増えていったことも大きかったです。仲間に対して自分から提案したり、意見交換をしたりするようになり、面白がりながら良い形を探していけるようになりました。そうなると「仕事を楽しもう!」という意識が強くなり、自分のやりたいことに近づいていけたと思います。

毎回チャレンジの連続。 地道に作品を作る現場は面白い。

ー10年間、浮き沈みの激しい芸能界で、仕事に対するモチベーションをキープし続けることも大変だったと思います。

私はあまり芸能界にいる感覚がないんですよね。華やかな世界というイメージがありますが、現場は全然キラキラしていなくて、むしろ地道に泥くさく作品を作っています。私はそこが面白いと思っているので、現場に行くことは毎回楽しみなんですよね。
また、最近お芝居でいろいろな役をいただけるようになり、毎回チャレンジの連続でひとつひとつの役がとても面白いです。もちろん人並みに「今日はやる気出ないなー」と思う日もありますが、やりたくない、辞めたい、と思ったことは一度もありません。

不安になることももちろんありますが、そんなときはマネージャーとひたすら話し合って解消します。きっと会社でも同じだと思いますが、一緒に働く人とコミュニケーションを取ることはとても大切だと思います。

ー筧さんが仕事をする上で大切にしていることは?

シンプルですが楽しむこと。そして、どんな小さな仕事でも必ず見てくれている人がいるので、手を抜かずにしっかりやること。当たり前過ぎますかね?(笑)でも、この2つをすべてのお仕事でコツコツ続けることは、とても大切だと思っています。

ーもし芸能界で仕事をしていなかったら、どんな仕事をしていると思いますか?

父が天ぷら屋さんを営んでいたこともあって、飲食店をやりたいですね。小料理屋さんにあこがれがあります。おいしいものを食べることが好きですし、お酒も大好きなので。

はたらくヨロコビを 感じられることは、 自分の人生を豊かにしてくれる。

たくさんありますね。一緒に仕事をする機会が増えて、仲間が増えることはヨロコビです。新しい仕事にチャレンジして、成果を出せたときもヨロコビを感じます。自分で稼いだお金で、おいしいごはんを食べることもヨロコビです(笑)。
はたらくヨロコビを感じられることは、自分の人生を豊かにしてくれると思います。

ー最後に、転職を考えている20〜30代の人に向けて、メッセージをお願いします。

最近、身近な友人から転職の相談を受けました。友人はとても丁寧な仕事をする人で、人に対しても丁寧に接することができる人。そんな友人が自分と向き合って出した結論なら、どこに行っても大丈夫だと思ったので、軽く背中を押しました。
転職を悩んでいる人に対しても、同じように思いますが、環境をガラッと変える転職はとても勇気が必要なこと。自分のために取った行動は、必ず後の糧になるとは思うのですが、誰に対しても「転職したほうが良い」と安易に背中を押すことはちょっと違うのかな、という思いもあります。
まずはじっくり自分の声に耳を傾けて、自分自身をしっかり見つめて答えを出してほしいです。その上での決断ならば、仕事での出会いはもちろん、仕事を飛び越えて新しい出会いが待っているので、世界が広がっていくと思います!

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筧美和子

俳優

来歴 2013年フジテレビ系「テラスハウス」に出演し注目を浴びる。14年より5年間、ファッション誌「JJ」の専属モデルを務める。現在は女優、モデルやバラエティーなど幅広く活躍中。
サイズ T164cm /S 24.5cm
生年月日 1994年 03月 06日
出身地 東京都
血液型 AB型
趣味 絵を観たり,描いたりすること,音楽観賞,旅
特技 バレーボール,クラシックバレエ

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